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223系の転換式腰掛用肘当テは環境規制により、製造工程が従来のフロン発泡方式から水発泡方法に変更となったことにより、塗装の剥離・損傷の発生が増加していました。
また、転換式腰掛の背もたれを転換の際、露出した転換装置にお客様が指等を挟まれ、お怪我をされるリスクが潜在していました。
転換式腰掛用肘当テについては、自動車のシフトノブに使用されているステレン系熱可塑性エラストマーによる試作品を製作し、定置試験で良好な結果が得られたので、現車に搭載し耐久性を検証しています。転換式腰掛用肘掛については、背もたれを転換させる際に生じる隙間をなくすことにより、転換装置による挟み込むリスクをなくしました。
<損傷した肘当テ>
<対策実施後の転換式腰掛>