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現場における研究開発

[電気] 大阪電力区 き電電流計測記録装置の開発

<開発品の外観>

複数の留置線を有する車両所等では、き電線が枝葉状に分岐しています。この分岐箇所で電流を測定する場合には、き電線上への計測センサ、地上に記録装置を設置するため、両装置間の配線には地絡事故防止の措置を施さなければならず、容易に測定することが出来ません。これらの問題を解消すべく、安全かつ容易に測定・記録することを目的に、センサと記録装置を一体化した装置を開発しました。

開発品を用いて、き電線分岐箇所等の電流分布を、細密に調査することで、設備改修時に負荷に応じた線種・条数を選択することができます。加えて、汎用品である温度ロガーとの併用測定を行い、き電線の温度上昇に関する研究に繋げていきます。

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