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現場における研究開発

[電気] 京都電力区 地絡方向継電器試験器の開発

<試験器>

変電所用保護継電器のひとつに「地絡方向継電器」があります。この継電器は、電気が正常な回路で送電できない状態(地絡状態)を検知すると動作し、配電盤によって送電をストップさせる継電器です。これまで実施の難しかった主回路から計器用変成器へ、そして配電盤を通じて保護継電器までの接続と動作確認を総合的に行う方法を考え、どの変電所にも対応でき、誰でも(専門知識を持たずとも)試験が行える試験器を開発しました。

開発の主なポイント

  • 各種試験項目の中から最小限の動作確認機能に特化
  • 電源を単相100Vで構成
  • 1度配線接続を行ったあと接続替えが不要(配線誤接続防止)
  • 正相、逆相どちらでも電流成分の確認が可能

<試験回路>

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