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総合職採用

事務・創造

鉄道マーケティング部 インバウンド J.Lallana 2020年 入社

Career Step

  1. 2020年大阪支社 奈良駅 運輸管理係
  2. 2021年近畿統括本部 企画課 地域共生室
  3. 2022年営業本部 誘客促進部
  4. 2024年(組織改正)鉄道マーケティング部 インバウンド

自治体や地元企業と協力し、
駅の新たな姿を実現する

2021

近畿統括本部 企画課 地域共生室

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駅は地域の玄関口であるとともに、利用される方や近隣の方にとって思い出が詰まった大切な場所です。いっぽうで、駅舎の老朽化や利用者の減少などにともない、未来を見据えた新たな駅のあり方が模索されています。その役割を担うのが、私が所属していた地域共生室です。
思い出深いのは、姫路市にある太市駅のプロジェクトです。駅の土地を買い取って本社ビルを移転し、ビルの一部を駅として活用することで地域に貢献したいという地元企業の申し入れがありました。当社としては駅機能のコンパクト化が実現できるため非常にありがたいお話なのですが、当時の姫路市の条例では駅周辺に企業の本社ビルを建設することは規制されていました。そこで私は市や企業、そして当社の関係部署との調整役を務め、市の条例改正を働きかけました。
仕事で関わる建築や土木などの分野は、私にはまったくの未知の分野です。外国人である私にとって、仕事の進め方や地域の方の思いというのは、イメージしにくい部分もありました。そんな私を支えてくれたのが、周囲の仲間たちです。わからないこと教えてくれたり、打ち合わせなどに同席して関係者に対する私からの説明を補足してくれたりと、いつも助けてくれました。意見が対立することがあっても、丁寧に説明を重ねれば必ずわかってもらえるという体験もすることができました。 完成した新たな駅はカフェなども備え、地域のにぎわいの拠点になりました。ニュースなどにも取り上げられて達成感とやりがいを味わうことができた仕事であると同時に、JR西日本という会社の魅力と出会えた仕事でもありました。

成長を支えたもの

上司や先輩をはじめとした共に働く仲間は、いつも私の立場になって話を聞いたりアドバイスをしてくれます。「人」に支えられて成長することができました。私は、「せっかく日本で暮らしているのだから日本の会社で働こう」と思い、当社に入社しました。文化の違いなどで大変なことももちろんあるのですが、当社には一人ひとりの強みや特性を大切にし、発揮できる後押しをしようという社風があります。この社風も、私を成長に導いてくれました。

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外国人利用者に向け、
「アイデアの通訳」を務める

2022

営業本部 誘客促進部

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コロナ禍が落ち着いてインバウンドの受け入れが再開される時期に合わせるようにして、営業本部へ異動しました。担当するのは、「JAPAN RAIL PASS」や「JR-WEST RAIL PASS」といった訪日外国人向けサービスの企画や設定、プロモーションなどです。
訪日外国人向けにはさまざまなサービスが提供されていますが、当社ではさらなる使いやすさの向上に取り組んでいます。例えば駅に設置する看板の内容や設置場所も、外国人が思う便利さと日本人が思う便利さが異なるときがあります。そこに着目できるのは、私の大きな強みになっています。「ここは看板よりも人による案内があってほしい」「紙のチケットよりもe-チケットのほうが外国人は利用しやすい」など、外国人ならではの視点で改善点やPRポイントを抽出することができています。まだ海外ではあまり知られていない地域の魅力を発信する業務も担当しているのですが、ここでも、外国人にとっても興味をかき立てれられる素材を掘り起こすことに貢献できています。
私は以前の所属部署である地域共生室の仕事を通して、日本流の仕事の進め方や仕事をするうえでの価値観などを学ぶことができました。それを土台として今、外国人であるという自分の個性を発揮できています。日本らしさと外国人という2つの視点があることで、「アイデアの通訳」という私らしい働き方ができています。そのことが大きなやりがいになっています。

実現したい未来

鉄道会社での仕事は、持続可能な社会の実現に密接に結びついていると実感しています。駅のあり方を考えた地域共生室での仕事はその代表例ですし、地域ににぎわいを生み出すインバウンドも同様です。地域の皆さん、自治体、地域を訪れる方、そして当社という、鉄道に関係する人全員がwin-winになることができる方法を考え続けていきたいです。

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