

総合職採用
施設(土木)
建設工事部(停車場改良・都市整備) K.Oda 2020年 入社
Career Step
- 2020年広島支社 徳山保線区 施設管理係
- 2021年大阪工事事務所 京都工事所 施設管理係
- 2023年大阪工事事務所 大阪工事所 施設管理係
- 2025年建設工事部
長期にわたる事業の最終バトンを受け、
開業の瞬間に立ち会う
奈良線第2期複線化事業

土木をはじめとした建設部門の社員にとって、開業に立ち会うことは仕事上の大きな醍醐味です。「いつかは自分も開業の瞬間に!」と思っていたところ、入社3年目にそのチャンスがやって来ました。担当したのは、当時、北陸新幹線敦賀延伸、東海道線支線地下化・新駅設置(うめきた新駅)と並ぶ「建設3大プロジェクト」に位置付けられていた奈良線第2期複線化事業です。工事は2016年から始まっており、構想・計画段階から含めると非常に長い年月をかけて進めてきたプロジェクトです。その最終局面でプロジェクトメンバーに加わった私は、先輩たちからのバトンを受け継ぎ、しっかりと開業というゴールテープを切ることが使命だと感じていました。
業務内容は、監督者の立場として営業列車の真横で工事を行う施工会社に対する安全管理や工程管理、電気や輸送など他部門に横断する課題に対する調整など、多岐にわたります。初めて経験することばかりで最初は不安もありましたが、「分からないことはとにかく調べる、聞く」という姿勢で臨みました。先輩たちも快く質問に対応してくれ、丁寧に指導してくれたこともあり、「一生懸命に仕事に取り組めば、なんとかなる」と感じながら過ごした日々でした。
そうして迎えた開業の日。新設した宇治川橋梁の上を初めて列車が走る姿を見たときは、思わず目に涙が浮かびました。世の中に新しいものを生み出すという建設プロジェクトの魅力や、開業の瞬間に立ち会えた喜びを肌で感じられたことは、現在までの仕事のモチベーションにつながっています。

成長を支えたもの
月1回ほどのペースで行われている上司との「1 on 1ミーティング」です。ここでは、日頃の業務相談に加えて、「こんな仕事がしたい」「こんな部署に行きたい」など、キャリアに関する希望を伝えることができます。自分のことをよく理解してくれたうえで異動や担当業務を考えてもらえるため、自分自身のモチベーションや成長につながっていると感じています。このミーティングでは、仕事のことはもちろん、プライベートに関する相談にも乗ってもらえます。不安や悩みごとも気軽に話すことができるため、心理的安全性が高まるという効果もあります。

プロジェクトに一番詳しいのは自分だ!
自覚と責任感が自信につながる
弁天町駅改良プロジェクト

2025年に開催された大阪・関西万博に向け、関西各地で駅の利便性を向上させる施策が行われました。私が担当した弁天町駅改良プロジェクトもその1つです。万博会場である夢洲へのアクセスを支える重要な取り組みで、弁天町駅において、OsakaMetro中央線とJR大阪環状線が スムーズに乗り換えられるよう、乗換動線を段差なくフラットに移動できる連絡デッキを整備する施策です。このプロジェクトにおいて私は、共同事業者であるOsakaMetroや社外の関係機関との協議・調整業務を担当しました。
都心の駅前で人通りが多く、かつ他社の構造物に囲まれた作業範囲が非常に限られた施工環境での工事とあって、これまで以上に安全面に注意を払う必要がありました。また、工事の進行に影響する他社の地下埋設物や架空ケーブルなどを移設してもらう必要もありました。 これまで係わることがなかった社外関係者と密に接する機会が増えたこの仕事では、社内の調整方法とは異なることに最初は戸惑うこともありました。こちらの要望がうまく伝わらず、もどかしい思いもしましたが、「信頼してもらうには、直接のコミュニケーションが大切!」と考え、何度も現場に足を運んで顔を合わせて対話するよう心がけました。その結果、徐々に信頼関係が深まっていき、最終的にはスムーズに調整を進めることができました。
このプロジェクトでは、私は幸いにも工事着手から完成まで携わることができ、「プロジェクトに一番詳しいのは自分だ」という自覚と責任感のもと、万博開業までに無事完遂できたことは、大きな自信になりました。

私の地域への取り組み
奈良線複線化の開業イベントとして、使用開始前の宇治川橋梁の上を一般の方に歩いてもらう「宇治川橋梁ウォーク」を、沿線自治体とともに計画・運営しました。イベント当日は、「奈良線クイズ」という企画を担当し、鉄道ファンや地域の方と直接触れ合うという、日頃の業務では得られない経験をしました。この取り組みを通じて、鉄道への興味や複線化への期待に対するお声を数多く聞くことができ、建設部門が担うプロジェクトにおける地域貢献の大きさを改めて再認識することができました。
