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技術開発の取り組み

メンテナンスの革新 レール探傷車の高機能化

<レール探傷車>

レールに発生した傷によるレール折損を防止するため、超音波を用いたレール探傷検査を実施しています。当社が採用している超音波レール探傷車は探触子(センサー)をレール上に接触させているため、分岐器内の通過測定ができません。そのため、分岐器内および分岐器前後の区間については人の手により検査を実施しています。そこで、検査に関わる労力の軽減および作業員の触車事故防止を目的に人力検査の車上化に向けた技術開発を実施しました。

開発した探傷装置の特徴

<探傷装置の全景>

  1. 探触子シューの側面に傾斜をつけ、クロッシングのレール間の段差を乗り移ることが可能な構造としました。
  2. 欠線部の乗り移り時に、探触子シュー側面の傾斜がウィングレール部より設定以上に降下しないよう、ラダーフレームにより探触子を保持できる構造としました。
  3. ラダーフレーム前後にローラーを設置し、車輪と同様にノーズレールとウィングレール間の段差をスムーズに乗り移ることが可能な構造としました。

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