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現場における研究開発

安全性向上 ホーム上の安全性向上

昇降式ホーム柵

ホーム上でのお客様の安全性向上を目的として、ホーム柵の設置を進めています。従来の可動式ホーム柵では扉位置が異なる列車には対応できないため、一定間隔に配置した支柱間にロープの柵を設け、上下に昇降させる昇降式ホーム柵の開発を行いました。六甲道駅、高槻駅、大阪駅、三ノ宮駅、神戸駅、明石駅、京都駅に設置しています。

  • <ロープ上昇時>
  • <ロープ下降時>

改良型可動式ホーム柵

「改良型」は、転落・接触を防ぐホーム柵の安全機能を維持しながら、ホーム柵が風を受ける面積を減らし風による荷重影響を低減、また柵の重量の軽量化を行いました。これにより、工期の短縮・工事費用の圧縮を実現し、ホーム柵の設置するまでの期間を早め、ホーム上の安全性向上を促進していきます。

  •  ※開口部を設け風荷重を低減 【受風面積:従来比約2/3】
  •  ※構造を見直し、軽量化【重量:従来比約2/3】

ホーム安全スクリーン

ホーム上でのお客様の安全性向上を目的として、ホームからの転落発生後に列車との接触を未然に防止するシステム「ホーム安全スクリーン(正式名称:転落時列車抑止システム)」を開発しました。ホーム上の屋根に設置されたセンサーにより「物体」を検知し、当社が独自に開発したアルゴリズムにより、お客様の「転落」を判定し、自動的に運転士への警報装置を作動させるシステムです。複数駅での設置を進めています。

<ホーム安全スクリーンの概要>

画像解析技術を用いた異常検知システム

駅構内の防犯カメラの画像から大きく蛇行して歩いているお客様やベンチで長時間座り込んでいるお客様などを画像解析装置で自動検知します。警報を受けた係員が画像を確認後、危険性があれば駅に連絡してお客様への対応を行います。新今宮駅、西明石駅、天王寺駅、京都駅、尼崎駅で運用しています。

<遠隔セキュリティカメラの概要>

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