このページの本文へ移動

技術開発の取り組み

省エネ 直流電力変換装置

<直流電力変換装置>

直流電力変換装置は、列車のブレーキ時に発生する回生電力(直流)を交流に変換し、駅の照明等に有効活用することで省エネルギーを実現する装置です。回生電力が発生した時は回生電力を優先して送る(低圧系統連系)ことで、駅電源の安定供給を確立しています。

出力は50kW〜100kWとし、列車本数が多く、回生電力の利用率が高い線区に導入して省エネルギー効果が得られることを想定し、開発しました。

<設置状況(JR神戸線摩耶駅構内)>

直流1500Vを交流約400Vに変換して車両の空調等に電源供給している車両用の静止型インバータを採用し、装置の低価格化を目指しました。その際、インバータの構造を変更し、従来の配電盤と同様の縦置き型の試験機を製作しました。性能確認のため、小浜線美浜駅構内に設置してフィールド試験を実施し、実用化に問題の無い性能と省エネルギー効果を確認しました。平成28年春開業のJR神戸線摩耶駅に導入しています。

一覧へ戻る

ここからがフッターです。

このページの先頭へ