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総合職採用

運輸

本社 総合企画本部 都市圏輸送改善 奥出 浩正 2006年 入社

Career Step

  1. 2006年京都支社 京都総合運転所 車両管理係
  2. 2008年京都支社 京都電車区 運転士
  3. 2009年新大阪総合指令所 関西空港指令所 指令員
  4. 2010年本社 運輸部 企画課(企画)
  5. 2012年本社 運輸部 動力車操縦者養成所
  6. 2013年本社 運輸部 輸送計画課(車両運用)
  7. 2015年本社 運輸部 輸送計画課(輸送改善)
  8. 2017年本社 総合企画本部(都市圏輸送改善)

安全と安心を最前線で
支える運転士を
育成する責任と誇り

本社 運輸部 企画課(企画)

2010年、運輸部において運転士の養成に用いる教科書を刷新するプロジェクトが立ち上がりました。
私はそこに初期メンバーとして参画。新教科書のコンセプト立案から執筆まで、プロジェクトのすべてのフェーズに携わりました。
当社では、基本的に駅係員、車掌というキャリアパスを経て運転士になります。そして、運転士になるためには約3カ月の学科講習と約半年の技能講習を受け、各試験に合格する必要があります。
学科講習では「車両構造」「運転に関わるルール」や「安全確保に向けた対応方法」などの様々な科目について学びますが、従来そこで使用していた教科書は、駅係員、車掌というキャリアパスを経た社員にとって難易度の高いものでした。そこで、実際に学科講習を担当している教師を含めたプロジェクトメンバーや関係部署と何度も議論を重ね、『運転士が身につけておくべき知識・技術の習得に注力できるような教科書』というコンセプトのもと、より分かりやすい文章表現や図解の用い方を検討し、新教科書を執筆しました。
私はその後、運転士の養成を担っている動力車操縦者養成所に異動し、教師として自ら作成した教科書で学科講習を行い、教育の質の向上を直接確認することができました。私が作った教科書で数多くの運転士が養成され、列車の運行を支えていると思うととても誇らしい気持ちになります。

成長を支えたもの

どの部署でも上司からは、「やりたいことを言い続けなさい」と教えられました。当社には、若手の希望に対して、上司や先輩がしっかりと耳を傾けてくれる風土があります。また、意欲的に取り組んでいる人に対して、成長を後押ししてくれるような仕事にチャレンジさせてくれる環境があります。その結果、着実に目標に向かってステップアップできるのです。若手の成長に心を配ってくれる上司や先輩の存在が、大きな支えになりました。

一夜で成し遂げるための、
1年にわたる準備。
巨大プロジェクトを
やり遂げることで得た自信

本社 運輸部 輸送計画課(輸送改善)

2015年3月北陸新幹線の開業にあわせ、在来線の輸送体系や車両運用計画が大きく変わりました。
私はこのうち、「サンダーバード」などの在来線特急列車の輸送体系と車両運用計画の策定に携わりました。
北陸新幹線の開業に伴い、在来線特急では関西・中京圏から富山まで直通運転を行っていた「サンダーバード」「しらさぎ」が金沢終着となり、「はくたか」は運転を取りやめました。このため、富山方面への金沢での在来線特急列車と新幹線の接続が非常に重要となるとともに、車両の運用計画に大幅な変更が生じました。
金沢での接続をスムーズにし、お客様がご利用しやすいダイヤ体系とはどのようなものであるか、支社も交えて何度も議論を行い、さまざまなダイヤパターンを作っては見直すという作業を繰り返しました。その結果、金沢での乗り換えはあるものの、所要時間の短縮を実現したダイヤにすることができました。
車両運用計画では、「はくたか」の廃止や「サンダーバード」・「しらさぎ」の運転区間縮小により捻出される車両(681・683系)の最も効率の良い活用方法を何度も議論し、「しらさぎ」として使用していた車両を、国鉄から継承してきた車両を使用していた「こうのとり」、「くろしお」に転用するとの結論に至りました。また、金沢での乗り換えをわかりやすくするために、「サンダーバード」と「しらさぎ」の編成の向きを統一するべく、「サンダーバード」の編成の向きを反転させることとしました。
ダイヤの移り替わり(切り替え)は、一夜にして行うプロジェクトです。上記の車両運用変更を実施するにはダイヤ改正前日から当日にかけ、越後湯沢〜金沢〜大阪・名古屋の間に24本に及ぶ回送列車が必要となり、当社発足以来最大規模の改正となりました。この実施計画の策定にあたっては、回送列車の設定・乗務員の手配・車両整備の手配など、関係部署との綿密な調整を行いました。
ダイヤ改正前日から当日にかけて、私は本社の対策本部で対応にあたっていました。改正当日の朝、何事もなかったように列車が動き出したときの達成感は忘れられません。難しい仕事をやりきったという、大きな自信を得ることができたプロジェクトでした。

私の地域への取り組み

ダイヤ改正は、地域のニーズを形にする仕事でもあります。特急と新幹線の乗り継ぎといった利便線の向上はもちろんですが、列車の編成を何両にするかによっても混雑が解消され、利便性が高まります。そのためには時間帯ごとの利用者数などのデータを分析するほか、実際に駅に足を運んでお客様の様子を観察することもあります。複雑な調整が必要な仕事ではありますが、それらを解決していくことで地域の皆様の暮らしに貢献できるという、非常にやりがいのある仕事です。