1. トップ
  2. 社員紹介
  3. 石川 裕章

総合職採用

開発

本社 創造本部
ビジネスプロデュースグループ・プロデューサー
石川 裕章 2002年 入社

Career Step

  1. 2002年神戸支社 姫路駅 運輸管理係
  2. 2003年本社 開発本部 大阪駅北ビル開発チーム
  3. 2004年神戸支社 総務企画課(事業)
  4. 2007年本社 創造本部 事業戦略グループ(企画)
  5. 2010年本社 創造本部 事業戦略グループ(総務・人事・経理)
  6.    ※2011年4月〜2013年3月
  7.     神戸大学大学院経営学研究科(MBA)に留学
  8. 2012年本社 創造本部 事業創造グループ(新規事業)
  9. 2013年本社 創造本部 ビジネスプロデュースグループ

街づくりから始まった
「経営とは?」という問い。
新たな目標と出合う

本社 創造本部 事業戦略グループ(企画)

今までにない新しい街づくりにチャレンジしたいと思い、JR西日本に入社しました。入社2年目から希望の仕事に就き、駅ナカや駅ビルの開発というプロジェクトを担当。そして迎えた8年目。経営不振の駅ビル事業から撤退して会社を精算するという、これまでとはまったく逆方向の仕事を担当することになりました。
駅ビル事業の精算は、雇用をはじめとして地元に大きな影響を及ぼします。また、撤退とはいっても駅や当社の鉄道事業は存続するので、地域との関係性は続いていきます。地域の皆様の理解を得ながら事業や会社を終了させることは、非常に難しいことでした。それまでに養ってきたノウハウや知識が役立たず、悔しい思いをしたことも少なくありませんでした。同時に、「経営ってなんだろう」「世の中の同年代は、このような仕事にもっと豊富な知識を備えて取り組んでいるのではないだろうか」という2つの思いが浮かんできました。その思いはやがて、「もっと経営をきちんと学びたい」という思いに発展。2011年からの国内留学制度による大学院での学びにつながりました。
このプロジェクトは、自身の力不足を痛感させてくれ、大学院での学びという新たな目標を与えてくれました。同時に、机上の理論よりも現場で人と顔を合わせて言葉を交わし、つながりを深めていくことの大切さも教えてくれました。このことは、後の新ビジネス創出の仕事に大いに役立ったように思います。

成長を支えたもの

駅ナカや駅ビルの開発だけでなく、事業撤退や後述する農業、水産業と、さまざまな仕事を経験できたことが成長の土台になったように思います。また、新しい仕事にチャレンジする際に、周囲の人が応援してくれ背中を押してくれたことも、成長の糧になりました。街をつくり地域と共に新たなビジネスを創り上げる仕事は、関係者からの期待が非常に大きいものです。プレッシャーも大きいのですが、その分、やり遂げた時の達成感は何物にも代えがたく、この喜びが、私を新たなチャレンジにかき立て、成長へと導いてくれているように思います。

鉄道会社の枠を越えて
地域との関わりを模索。
たどり着いた、農業分野

本社 創造本部 ビジネスプロデュースグループ

2013年3月、当社は現在に続く中期経営計画を策定しました。その中で掲げられた「地域共生」「地域活性化」に貢献できる事業としてスタートしたのが、2014年に担当した農業支援企業への出資です。
「地域活性化」を考えた時、やはり大きなテーマとなったのは農業をはじめとした一次産業でした。では、当社が農作物の生産者になることが目標への適切なアプローチなのか?あるいは、生産者になるのではなく販売事業を行うことがいいのか?鉄道会社である当社が、どのような役割を果たすことが本当の意味での地域活性化になるのかという点が、議論の大きな的になりました。
最終的にこの時は、生産者の生産支援と販売支援を行う会社への出資という形で第一歩を踏み出すことになりました。プロジェクトを通して、一次産業が抱える問題の複雑さを学びました。一方で、当社ならではのさらに踏み込んだ関わり方ができそうだという手応えも得ることができました。そのことが後の、陸上養殖事業に取り組む際の大きな財産になりました。

地元の期待と
自身の夢を乗せ、
新たなビジネスが誕生

本社 創造本部 ビジネスプロデュースグループ

街づくりへの興味から始まり、一次産業へと進んでいった当社でのキャリア。畑違いのようにも思えるのですが、私の中では、「世の中にない新しいものをつくりたい」とう点で一貫していました。そんな時に目にしたのが、鳥取県が「生で食べられるサバ」の養殖技術の開発に取り組んでいるという新聞記事。これまで不可能とされてきたサバの生食が可能になれば、そこに新しいマーケットが生まれます。「新しいものが作れるチャンスだ」という思いに加え、それまでの一次産業での経験も活かすことができる。さっそく鳥取県に連絡をして、詳しい話を聞きに行きました。
いま、この事業は新たな局面を迎えています。2017年初頭には地元自治体と当社が連携協定を結び、当社資本で養殖施設を建設。同年6月から養殖を開始し、2018年春には初の出荷が予定されているのです。事業化が実現したのです。この間、農業ビジネスで経験した2つの学びを活かすことができました。ひとつは、当社が一次産業において発揮できる強みは、マーケティングであるという学びです。鳥取県と取り組んだサバは、「お嬢サバ」というネーミングがなされ、そのユニークさと背景にある技術やストーリーとともに、大きな話題となりました。もうひとつは、地域と共に汗を流すことが大切だという学びです。「地域のために何かしてあげよう」というスタンスでは決して何事も成しえません。地域の皆様と顔を合わせ、声を聞き、自分たちにできることを考えるのです。新たな事業の立ち上げというひとつの出来事にとどまらず、地元の産業振興や雇用促進までをも自分たちの課題として考えるのです。
サバの陸上養殖事業は、他地域で行われているカキ(オイスターぼんぼん)やサクラマス(べっ嬪さくらます うらら)の陸上養殖、そして食品加工事業まで含めて、「いいち星」というブランドのもとでさらなる成長を遂げようとしています。各地域の皆様はこの事業に大きな期待を寄せてくれています。私は、この事業を駅ビルや不動産事業に負けないぐらいの大きな事業にしたいと考えています。それが私の夢です。

私の地域への取り組み

「お嬢サバ」をはじめとした地域の新たな特産品を開発し、事業化することは産業振興や雇用促進につながります。そういった期待の集まる事業を進めるにあたり、私は、地域を自分の目で見て、地元の方とお話することを大切にしています。視察や打ち合わせで各地域を訪れた時は、地元のお店に足を運び、買い物をしたり食事をしたりするようにもしています。そうすることでビジネスの種を見つけられることがありますし、地域の課題や当社が果たせるであろう役割を見つけることができるのです。