旅の”美味しい土産物“ 神戸のパン

神戸メリケンパーク © KOBE TOURISM BUREAU

 「パンのまち 神戸」。そう呼ばれるほど、神戸のパンは地域に根づいている。その歴史は古く、約150年前に始まる。1868(慶応3)年に神戸港が開港すると、その翌年にはベーカリーがオープンされていたそうだ。神戸港開港に伴い、外国人居留地が建設されるとさまざまな外来文化がもたらされた。そんな居留地で生活する外国人向けのベーカリーが誕生し、やがて日本人によるパン屋が次々と開店した。

 近年の総務省による家計調査では、神戸市のパンの購入金額、購入数量はともに全国でも屈指で、市内には由緒あるベーカリーから新進の店まで多くが集う。創業1946(昭和21)年の「イスズベーカリー」や、同じ創業年の「ケルン」などの老舗も多い。神戸といえば中華にスイーツもいいが、美味しい土産物に、神戸のパンも加えてはいかがだろう。

「ケルン」は神戸市内に8店舗を構え、無添加のパンづくりにこだわっている。写真中央の「チョコッペ」は、累計販売数2.000万本を数える大ヒット商品。

神戸市内に4店舗を展開する「イスズ べーカリー」。「神戸マイスター」の職人が手がけるパンは、どれも高品質。写真の右上は看板商品の「ハード山食」。人気商品の「トレロン」(棒状)とともに好評だ。

ページトップに戻る
ローカルナビゲーションをとばしてフッターへ