旅の”美味しい土産物“ 高岡ラムネ

富山県の雨晴(あまはらし)海岸。立山連峰を背景にした眺めは、一幅の書画を思わせる。(画像提供:高岡市)

 「高岡ラムネ」は、富山県産コシヒカリと国産しょうがなどを混ぜ、木型で型抜きされた和菓子だ。創業180余年の老舗和菓子屋「大野屋」が北陸新幹線金沢開業に伴い、首都圏のビジネス客や観光客を歓迎するため、2013(平成25)年に発売した。これまでの和菓子づくりを支えた木型と代々伝わる製法により、「宝尽くし」と「貝尽くし」が誕生。どちらも古来より福徳を招く吉祥文様で、手土産として女性を中心に人気を博した。後に、高岡市が誇る伝統の祭り「高岡御車山[みくるまやま]祭」をモチーフにした「御車山」や、日本の四季を彩る桜や紫陽花、桔梗、菊などをあしらった「花尽くし」なども追加された。

 味はしょうが味、柚子味、国吉りんご味、いちご味と銘柄によって異なり、やわらかな口どけの後に素材の味が香るように仕上がっている。高岡ラムネは、2015(平成27)年に経済産業省の「The Wonder 500™」に選定された。高岡の懐かしくて新しい銘菓を、ぜひ旅の手土産に。

繊細な木型も木型職人にオーダーしたオリジナル。大野屋の長い歴史の中で培ってきた技から生まれた造形美。

写真は「御車山」。高岡の国吉りんごを使用し、御車山鉾留(ほこどめ)の鳥兜をはじめ、前田家の家紋などの意匠で、丁寧で繊細な仕上がり。

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