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(1)(2)洗米。この日の洗米は、精米歩合32%の繊細な米粒だけに慎重に洗われる。ストップウォッチ片手に秒単位で水上げの時間を計る杜氏幸田さん。 |
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(3)洗米後に水に浸された酒米の吸水加減を、手の感触と目で最終確認する。長年の経験と勘が活かされる。 |
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(4)程よく水分を含んだ酒米はこしきで蒸され、蒸し上がると丁寧にほぐし広げて、麹米と仕込み用に分けられ、適温まで冷やされる。 |
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(5)(6)麹造り。米粒の艶や手触りで種麹の植えつけに最適な状態まで待ち、蒸米全体に丁寧に振りまいていく。その後、約2日間、24時間体制で蔵人に見守られながら麹が成育していく。 |
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麹を植え付けられた酒米は、やがて米一粒一粒に白っぽい麹菌が成育した状態となる。酒造りに最も重要な工程。 |
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仕込み過程の醪。糖化された成分は酵母の働きよってアルコールへと変わっていく。 |
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発酵が終わると醪を搾り、酒と粕に分離する。その後、貯蔵タンクに移され熟成を待つ。 |