![鉱山[やま]の歴史遺産を守る「吹屋ふるさと村」](/company/info/issue/bsignal/05_vol_100/image/feature03_copy.gif) |
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下谷地区は銅山発祥の地。手前の家はベンガラ豪商の田村家で、ベンガラを入れた赤い壁が一際目を引く。 |
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坂本方面から来ると千枚地区が吹屋の町の玄関になる。明治末の銅山とベンガラ最盛期にはこの地区だけで約70軒の家が建っていた。 |
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「吹屋ふるさと村」2代目村長・長尾有子さん。有子さんの父は初代村長で、吹屋の町並み保存に奔走した。父の遺志を継ぎ、一人で屋敷を守っている。 |
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ベンガラ豪商の一つ、本片山家の蔵。菱形文様を施したナマコ壁は富の象徴でもあった。 |
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ベンガラ豪商の縁框には、さまざまな趣の精緻な飾り金物が施されている。写真は郷土館になっている角片山家。 |
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通りに面した東長尾家の縁框下には、今も牛馬をつなぐための鉄輪が残っている。 |
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本長尾家の卯立[うだつ]屋根。他の家屋に比べ、屋根の棟が漆喰塗りの分だけ高くなっている。吹屋ではこれを卯立と呼んでいる。 |
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石州瓦は順光では赤く見えるが、光の向きや加減によって紫がかって見えるなど、四季折々の光によって色調が微妙に変化する。 |
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