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プロフェッショナル職採用

施設

米子支社 米子建築区 施設管理係 足立 亘 2009年 入社

Career Step

  1. 2009年米子支社 米子施設区建築G 施設管理係
  2. 2010年米子支社 米子建築区 施設管理係
  3. 2014年近畿統括本部 神戸建築区 施設管理係
  4. 2016年米子支社 人事課 出向/
  5.     (株)ジェイアール西日本ビルト米子支店 工事係
  6. 2018年米子支社 米子建築区 施設管理係

街の顔であり
暮らしの拠点となる
駅をつくる誇りとやりがい

米子支社 米子建築区 施設管理係

入社から3年間で、駅舎内の事務所やトイレの改修など、小規模な建築工事を通して「鉄道会社の建築の仕事」をじっくりと学んできました。そして迎えた4年目。島根県の観光地にある玉造温泉駅の全面的なリニューアルを任せてもらうことになりました。計画が持ち上がった段階からメンバーに加わり、予算組みや駅舎のデザイン、そして工事の監理までを担当。私にとって、初めての大がかりな工事でした。
玉造温泉駅は、温泉を訪れるお客様にとって街の「顔」となってお迎えする駅です。そこで駅舎には温泉街との調和を意識し、神社風のデザインや格子柄を取り入れました。そうすることで、電車を降りた時のお客様のワクワク感を創出しました。また駅は、地域の皆様にとっての暮らしの拠点でもあります。リニューアル工事を行うからといって、日常のご利用に支障を与えるわけにはいきません。お客様に工事中も駅をご利用いただけるよう、工事の時間帯を夜間にしたり、工事の区画を行うことで、お客様にとって安全な工事となるよう工夫して実施しました。
完成した駅は、観光で訪れる方からも地元の方からも「いい駅になった」と好評をいただいています。地域に貢献できたことがとてもうれしかったです。玉造温泉駅は、建築の仕事のやりがいや誇りを噛みしめることができた、思い出深い駅となりました。

成長を支えたもの

入社1年目に、大小さまざまな工事を経験させてもらいました。もちろん当時の私は、経験もなければ十分なスキルやノウハウもありません。悩んだり落ち込んだりという日々だったのですが、先輩方は常に私の隣で仕事を見守ってくれ、時間を惜しまずにアドバイスしてくれました。そのおかげで成功体験を重ねることができ、自信をつけることができました。また、仕事のおもしろさを味わわせてもらえ、次の仕事へのモチベーションを高めることができました。早くから仕事を任せるだけでなく、しっかりとサポートし成長へと導いてくれることが、当社の魅力だと思います。

現場で得た経験と人脈を活かして
より良い建築工事をめざす

米子支社 米子建築区 施設管理係

駅のリニューアルから建物の修繕まで、さまざまな業務に携わることができ、自身の成長も実感していましたが、「現場のことをもっと知りたい」と考えた私は、2016年に社内制度を利用して、実際の工事を請け負っている当社のグループ会社へ出向しました。そこで過ごした2年間は、現場の施工スタッフがどんな役割を担い、どんな思いで仕事に取り組んでいるかを学ぶ日々でした。そして、「出向から戻った際は、現場である施工会社との橋渡し役になりたい」と、強く思うようになりました。そうして迎えた2018年6月、出向から戻り、米子建築区において建物のリニューアル計画や予算管理の仕事を数多く受け持つようになりました。仕事の内容は変わりましたが、出向時の現場経験が大いに役立ち、施工会社が工事しやすい計画を立てることに力を注いでいます。それに加えて、職場の若手社員と施工会社との橋渡し役も、私の役割だと感じるようになりました。すなわち、私が出向先で経験したことや、培った人脈を後輩へと引き継ぐのです。そうすることで、私個人だけではなく、職場全体が現場への理解を深め、現場とたくさんコミュニケーションを図ることで、より良い建築工事が可能になる。そんな新たな目標を持つことができました。私には以前より、「米子の建築のことなら足立に聞け」と言われるスペシャリストになりたいという大きな目標があり、出向などを経た今でも変わらない思いです。ただし、施工会社や後輩社員など、以前よりもずっと広い視野で“米子の建築”を考えられるようになったことは、大きな変化です。

私の地域への取り組み

「駅」というのは、とても特別な場所だと思います。旅行で利用する人にとっては、これから始まる思い出深い時間の出発点であり、最後の締めくくりとなる場所です。地元の方にとっては、「行ってらっしゃい」と送り出してくれ、「お帰りなさい」と労いながら迎え入れてくれる場所です。非日常や日常といった違いはあっても、記憶にしっかりと刻まれる場所が駅なのです。そういった場所に携わり、利用する人が誇れる駅、愛着を持てる駅をつくることが、私の地域貢献だと思っています。