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July 2006 vol.107
夏を代表する花、ノウゼンカズラ。漢字で凌霄花と書く。「霄」は空を意味し、空を凌ぐ花という名の通り、木や塀にツルを這わせて高く登り、鮮やかな花を次々と咲かせる。
縁結びの神様として知られる「愛染さん」こと勝鬘院・愛染堂の境内には、樹齢数百年の桂の木にノウゼンカズラが絡みついた「愛染かつら」がある。その姿が男女が寄り添っているように見えることから、縁結びの霊木として親しまれている。通常、ノウゼンカズラの開花は年に1度だが、愛染堂のノウゼンカズラは、毎年6月30日から行われる愛染祭の頃と、8月中頃に艶やかな朱色の花を咲かせる。