旅の”美味しい土産物“ 津山ロール

津山城は、「日本100名城」に認定されている津山のシンボル。また桜の名所としても知られ、『さくら名所100選』にも選ばれている。(写真提供:津山市)

 中国山地を背後にする津山市は、岡山県北部の盆地に位置する。小麦の栽培が盛んで、地域活性化を目的に県や市、地元の農家や和・洋菓子店が手を取り合い、津山産小麦「ふくほのか」を使用した統一ブランド「津山ロール」を考案した。津山ロールは現在、津山市、鏡野町、美咲町の和・洋菓子店8社で製造され、各店舗でバラエティー豊かな創作ロールケーキを提供している。

 ご当地銘菓として2010年に発売を開始すると、その反響は大きく、津山の土産物として定着した。「ふくほのか」以外にも、津山名産の黒豆や自然薯[じねんじょ]、桜など、地元産の原材料にこだわった8種類の津山ロールを展開している。生地に巻いたバタークリームにはチョコレート味や抹茶味、珈琲味のほか、あんこや蜂蜜なども使われ、風味も豊富な味わいだ。津山のお土産に、ご当地創作菓子「津山ロール」をぜひ。

地産地消の推進として進められた「津山産小麦」は、今では津山の特産品ブランドとなっている。(写真提供:津山市)

津山のご当地スイーツ「津山ロール」。津山産の原材料を使い、味わいも見た目もバラエティーに富んだ郷土の新しいロールケーキ。

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