
広島県東広島市の都市軸において、まちづくりと連携した持続可能なモビリティサービスの導入を推進
JR西日本は、地域にとって持続可能性が高くご利用しやすい交通体系を推進することを目的に、ソフトバンクと共同で自動運転・隊列走行BRTの開発を推進しています。その中で、長年の政策課題として専用レーンを用いたBRTの導入を検討している東広島市と連携して、自動運転・隊列走行BRTの社会実装(自動運転レベル4認可取得)に向けて、検討を進めています。

解決したい課題
・公共交通の利便性向上
・バス運転士の担い手不足解消
事業のねらい・効果
・持続可能で様々な需要に対応できる公共交通の実現
・まちづくりと一体となった交通ネットワークの構築
工夫ポイント
- 自動運転バスを隊列走行させることにより、波動的な需要への対応を目指している点
- バス専用レーン等専用走行空間の確保により、早期の公道での自動運転実現を目指している点
- 事業者が専用のテストコース(滋賀県野洲市)を保有しており、公道実証の前に、安全な環境で様々な検証を自前で行うことができる点
関連リンク
JR西日本とソフトバンク、自動運転と隊列走行技術を用いたBRTの開発プロジェクトを開始(プレスリリース)
JR西日本とソフトバンク、「自動運転・隊列走行BRT」の実証実験を開始(プレスリリース)
国立大学法人広島大学、東広島市と西日本旅客鉄道株式会社との連携協定を締結(プレスリリース)
JR西日本とソフトバンクの 「自動運転・隊列走行BRT」開発プロジェクト、 専用テストコースでの実証実験を完了し公道での実証実験を開始(プレスリリース)
スキーム図

実績・展開イメージ
・2020.03 開発プロジェクトスタート
・2021.10 専用テストコースでの実証実験開始
・2023.04 東広島市地域公共交通会議内に「自 動運転・隊列走行BRT導入検討分科会」を立ち上げ
・2023.11 広島県東広島市にて公道での実証実験を開始
・2024.01 広島県東広島市にて市民向け試乗会を実施

