
NFTによる唯一無二のデジタルアート販売で
鉄道ファンとの関係構築と移動を促進
2022年の鉄道開業150年を記念して、「懐鉄入場券」と連動した“鉄道NFT”の販売を実施しました。
カード・3Dフィギュア・トレインマークの3タイプがあり、32種類の車両を各100個限定で販売。人気の車両は10分で完売するなど盛り上がりを見せ、ユーザー間の取引では6倍以上の価格で取引された例もありました。第2弾は、和田岬線103系の勇退記念NFTを発行。さらに、鉄道ゲーム「ソダテツ」ではユーザーが育てた車両をNFT化できる等、取り組みを続けています。

解決したい課題
地域課題:来訪・周遊促進、関係人口の創出
社会課題:資源の保護・コミュニティ活性化
自社課題:鉄道IPの活用、鉄道ファンとの継続的な関係構築
事業のねらい・効果
・鉄道IPを活用した新たな収益モデル構築とファンづくり
・今後はイベント参加の証明書NFT発行やNFTラリーによる周遊施策、また、NFTにクーポンやチケット機能を持たせるなどして、保有者との関係性を深め、コミュニティの活性化や発展を目指す
工夫ポイント
- 今は走行していない懐かしの車両をデジタルデータで再現
- 「鉄道唱歌」や「駅メロディ」などの鉄道音声の活用
- 特別なリアル体験の権利を付けたNFTの販売
- 駅のQRコードからNFTを付与することによる来訪促進
- 鉄道ゲームアプリと連動したGPSラリーを同時開催することで、さらなる移動・周遊の促進
- NFT保有者特典の付与による関係構築と維持
関連リンク
「LINE NFT」でJR 西日本グループが鉄道開業150 年を記念して10 月 14 日(金)から”鉄道 NFT”を発売開始!(プレスリリース)
JR ⻄⽇本グループが和⽥岬線 103 系勇退を記念した「鉄道 NFT」を 3 月 1 ⽇から LINE NFT で発売します(プレスリリース)
スキーム図

実績・展開イメージ

JR西日本グループの鉄道NFT第1弾。
全96種類のNFTを各100個限定で販売。
一定個数購入いただいた方には金の車両NFTをプレゼントするキャンペーンも実施しました。

出発式で103系に出発合図を出す「権利付きNFT」は10万円という価格にも関わらず即完売。
兵庫駅に設置したQRコードからは2週間で約600人以上の方が記念のNFTを取得していただきました。

スマートフォン向けゲームアプリ「ソダテツ」では、育てた車両をNFT化してユーザー間で取引できる機能を実装。
また、GPSデジタルスタンプラリー機能も有しているため、各エリアとコラボした周遊促進施策も実施予定です。