solution
観光活性化 〜訪れたくなる地域づくりにむけて〜

「観光周遊型XRバス」事業

北陸新幹線福井・敦賀開業を契機にXRバスの運行による観光ルートの魅力創出

観光における地域の課題解決に向け、地域の特情に合わせたコンテンツの開発・導入を進めています。このたび、北陸新幹線福井・敦賀開業に合わせ、福井エリアへ観光に訪れるお客様が自然や文化を体験しながら移動できる観光周遊型のXRバスを導入します。
VR・AR技術を活用して、旅行者が福井県内の主要観光スポットを周遊しつつ、深い知識を得られる新しい形の観光コンテンツを提供するとともに、既存の交通機関と組み合わせることで、地域の交通網を活性化させる観光ルートを創出します。

解決したい課題

・魅力的な観光目的地と主要駅とを結ぶ二次交通の拡充による、公共交通機関の利便性向上
・恐竜や史跡等は、性質上「現存」するものでない為、それらをイメージしやすくするための魅力発信方法の開発
・地域のバス会社だけでコンテンツ開発する資金やノウハウが不足していることへの対応

事業のねらい・効果

・北陸新幹線開業後の観光需要創出(開業効果の最大化)
・主要観光地への二次アクセス強化
・新感覚XRバスにて、地域の魅力や歴史文化などを学びながら現地へ移動し、限られた訪問時間内でも充実した周遊が可能とする

工夫ポイント

  • 鉄道にこだわらずバスの活用により柔軟なルート計画の設定と展開が可能
  • コンテンツ提供により、バスでの移動自体を目的化
  • 目的地以外の地域情報を織り込むことで、再来訪機会を創出
  • 運行と所有を分離した、開発・運営のための上下分離モデル

実績・展開イメージ

・2024年初夏運行開始予定
・運行区間(予定)
JR福井駅を拠点とし県内主要観光地を片道型の運行形態で結ぶ。

福井駅⇔福井県立恐竜博物館
福井駅⇔福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館
福井駅⇒あわら湯のまち駅/あわら温泉エリア内周遊

・導入するバス種類/台数
メーカー名:日野・いすゞ ハイデッカータイプ/台数:2台
福井県エリアへの観光周遊型XRバスの導入に着手します