2023 JR WEST LABO Innovative Station Field

共創例

IoTを活用したトイレ衛生器具でコラボ 株式会社LIXIL

共通課題

  • 共創パートナーの
    解決したい課題
    パブリックトイレは、多くの施設において使用頻度が高く汚れやすいため、施設管理者や清掃員にとって大きな負担になっています。トイレメーカーであるLIXILは、これまで培った技術・ノウハウを活用し、清掃業務プロセスの最適化などパブリックトイレのメンテナンス業務をDX刷新するIoTサービス「LIXIL Toilet Cloud」を開発してきました。
  • JR西日本の
    解決したい課題
    現在、駅トイレの清掃スタッフは、作業ダイヤにより決められた時間に現地に赴き、消耗品の補充や清掃等を実施しています。しかし、混雑時には作業のための待ち時間が発生したり、詰まりやあふれが発生してもいち早く認識できないことがあります。安定した美観レベル維持と生産性向上を実現するには、リアルタイムでトイレ状態を可視化する必要があります。

課題解決

株式会社 LIXILの、あらゆるモノをインターネットでつなぐIoTと呼ばれるデジタル技術を活用した衛生器具の活用により、トイレの状況をリアルタイムに可視化することが実現しました。詰まりやあふれといった、トイレの異常を検知することもできます。トイレがつまって水があふれそうになると、清掃係員に通知がいき、優先的に対応することで、被害を最小限にすることができます。この衛生器具は、まずは大阪駅(うめきたエリア)地下コンコースのトイレに導入されます。

トイレの清掃には現在多くの人手をかけて行っていますが、通知型のオペレーションに変えていくことで、必要な人手が減っていき、労働力人口の減少にも対応できると考えています。常に公共のトイレがきれいな状態に保てるよう広く展開し、社会課題の解決にもつなげていければと考えています。

パートナーズコメント

JR西日本さまの新しい技術の活用による生産性向上・持続可能な社会のビジョンに共感し、共同検証実験を一緒に積み重ねここまでたどり着くことが出来ました。JR西日本さまとともに大阪駅(うめきたエリア)における実験を成功させ、より快適で清潔なパブリックトイレ空間の実現を目指してまいります。

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