大地の声、人々の営みに耳を傾け、交流&発信!未来の地域づくりにつなげる1年間! 地域ものがたるアンバサダー 美食地質学×第2のふるさとを巡る旅

“地域ものがたるアンバサダー”は、
各地域の水先案内人と、
地域外から任命されたアンバサダーが1年間、
「美食地質学」を羅針盤として、
地域を知る旅や交流を繰り返しながら、
自分にとっての第2のふるさとを見つける活動です。

日々の活動の様子はこちらから、
ものがたるアンバサダーたちが発信しています。
皆さんもぜひご一緒に、第2のふるさとを探しませんか?

※2024年は、和歌山 南紀の5市町で、姉妹プログラム「ローカルダイバー」が活躍中です。

あなたには、第2のふるさと
ありますか

Withコロナのライフスタイルにも慣れてきた2022年。
「ただの観光旅行ではものたりない。
故郷以外にも自分にとって特別な関わりをもてる地域をつくれたら」

「愛おしいと思える地域の力になれれば。地域固有の文化をもっと知り、
磨くことができたら」
という方々へお届けしたプログラム。

ありのままの地域の姿に毎月触れ、
地域の方々の営みに共感し、一緒に語らい、発信し、
未来の地域づくりに繋がる「地域のものがたり」を見出すアンバサダー活動を、
2022年6月~2023年3月の間、富山県・福井県・鳥取県各地で行いました。

さぁ、地域と新しい関係性を紡ぐ旅へ一緒に旅立ちましょう。

主催:日本海3県アンバサダー推進協議会

「地域ものがたるアンバサダー」のみなさまには、
日本海3県を舞台に、”美食地質学”を軸に地域の固有性を見出しながら、
3県の魅力を思う存分味わい、その感動・共感体験を
シェア・発信していただきました。

ものがたるって何

日本列島の成り立ちや厳しい自然環境から生まれた
食文化や郷土料理の「ものがたり」に耳を傾けたり。
地域で活動する方々から「ものがたり」を引き出し、
自分の言葉にして伝えていったり。
地域の価値を育て、新しい「ものがたり」としてビジネスに発展させたり。
いくつもの「ものがたり」と出会いながら、
地域と深く関わり、魅力を磨き、紡いでいくことを「ものがたる」と表現しました。

美食地質学って何

日本列島は世界で最も地震と火山が密集する「変動帯」。
だからこそ、多様な食材と食文化が育まれてきたといえます。
災害列島日本の厳しくも豊かな自然環境や四季のめぐみを生かしながら、
地域独自の文化が形成されてきた食文化。
これまでの歩みに学びながら、これからの地域の食と暮らしと
交流のあり方についても考えます。

ジオリブ研究所 所長  巽 好幸

巽好幸の美食地質学

さぁ、あなたは、
どの県でものがたる

富山TOYAMA

食とお酒の宝庫、富山を語る上で外せないのが立山連峰と富山湾。その背景には太古の地球活動があります。ダイナミックで美味しい富山の物語を探しに出かけませんか?

  • 南砺・庄川流域エリア

    「土徳」スピリットの根付く南砺。散居村の美しい庄川流域。新たな地域づくり・人づくり・ものづくり・酒づくりに励む方々のスピリットに触れ、地のものを生かした新たな美食文化づくりをご一緒しましょう。

  • 立山町エリア

    立山連峰の裾野に、ハーブ&サウナの癒しの拠点、マウンテンバイクのトレイル、新たな日本酒の醸造拠点…さまざまな夢をカタチにする人が現れるこの地の魅力は何なのか、一緒に解き明かしましょう。

  • 富山湾エリア

    「天然の生け簀、富山湾」には9つもの市町が串刺しに並びます。湾のめぐみを異なる形で活かしあっている産品・文化の違いも楽しみながら、新たなアクティビティスタイルも考えてみましょう。

富山県の水先案内人のみなさま

福井FUKUI

「越山若水」という言葉をご存じですか?宗教行事と結びついた郷土料理や発酵食に学び、美味しくいただきながら、この言葉の物語を磨き上げる旅に出かけませんか?

  • 福井市・越前海岸エリア

    多様な形で生活に根付いている大豆文化や郷土料理を体験したり、海と山に挟まれた長ーーい海岸線で活躍する「越前海岸盛り上げ隊」の皆さんに遊び方を学びながら、魅力を再発見しましょう。

  • 若狭湾エリア

    京の都の食文化を長年支えてきた「御食国・若狭」では、恵まれた環境と伝統を生かしながら新しい食産業へのチャレンジも。新たな御食国ブランドを一緒に考えましょう。

福井県の水先案内人のみなさま

鳥取TOTTORI

鳥取の象徴は砂丘と大山。決して豊かとは言えない土壌ですが、なぜ全国有数の農産物生産県になったのか?その秘密を探りながら、地域の人々の営みに迫る旅に出かけませんか?

  • 大山町エリア

    海・里・山の恵みがコンパクトにつまった大山町は、大山ブロッコリー、白ネギをはじめ、農業・畜産・漁業すべてのさかんな地域。自然の恵みを肌で感じながら、地域の方々の声に耳を傾けてみましょう。

  • 北栄町エリア

    黒ボク大地と由良川、北条砂丘に囲まれた小さな町。名産の大栄西瓜、ねばりっこ、砂丘風力発電など、先人たちの努力と知恵に学びながら、地域の未来を考えましょう。

  • 鳥取市エリア

    日本海、砂丘、千代川に育まれた、民藝文化も息づく城下町、鳥取市。食材王国・鳥取の特徴を最大限引き立たせるお料理とお酒のマリアージュを、一緒に味わい考えてみましょう。

鳥取県の水先案内人のみなさま

こちらは事務局から地域への入り口として仮設定しているテーマですが、
年間の活動の中では、アンバサダー各位の感性にて、
テーマを自由に拡張・発掘活動いただけます。

2022年度のスケジュール

毎月1回ずつ程度、オンライン作戦会議と現地訪問を繰り返していくことで、
地域との関わりあいを深めていきます。

美食地質学とジオリブの旅

ものがたるは、
みんなで深めるほど楽しくなる!
~5つのプログラム~

  • STEP
    1
    地域に眠る資源、可能性を探る
    美食地質学を学ぶ・創る~座学編と現地探訪~

    まず、その土地の地質学的な成り立ちや、そこだから生まれた食文化や産業について学びます。そのうえで、アンバサダーのみなさんとジオリブ研究所で現地を訪れる「ジオ探訪」を実施。みなさん一人ひとりが感じ取った感覚を取り入れながら、地域の新たなジオストーリーを一緒に創っていきます。

  • STEP
    2
    感じる旅のくり返しで、地域への愛着を深めていく
    共感できる人や地域の営みに出会う、チーム企画旅

    各地域に詳しい方や公式「水先案内人」の方々からの情報も参考に、毎回、各県アンバサダーチームで訪問計画を練ります。現地で共感できる営み・生き方・地域づくり等を行っているキーマンを訪ね歩き、交流する。
    そんな感じる旅を毎月1回程度行います。

    いっしょにものがたる活動をする「水先案内人」って?

    県内在住で、その地域の隠れた楽しみ方を知っていたり、
    まちづくりなどに情熱を傾けている方々です。

  • STEP
    3
    広く発信・交流し、地域の誇り・魅力をあぶりだす
    共感の輪を広げるルポ活動

    Step①②でアンバサダーのみなさんが感じたことを、
    SNS等で積極的に発信。地域内外の方々とのやりとりを重ねながら、
    さらにこの地域ならではの魅力に迫ります。
    (動画制作のポイントレクチャーも予定しています。)

  • STEP
    4
    地域内外の方々と協力して、一緒に新たな価値を産み出す
    交流プログラムづくり

    「これは今後の来訪者にも伝えたい!体験してほしい!味わってほしい」。地域アンバサダー活動を通じて、見つけ磨いた地域の新たな魅力を、
    ジオストーリーを織り込んだ交流プログラムに仕立てます。

  • STEP
    5
    その地域の関係人口としての活動継続へ
    越境交流でのさらなる気づき

    通常は各地域毎のアンバサダーチームで活動を行いますが、節目節目で3地域合同での「振り返り会」等を実施。他地域からの新たな気づきを得られる機会です。アンバサダー活動期間後も、地域の魅力をお互い磨きあうコミュニティプラットホームとして育てていきます。 

  • アンバサダー期間
    満了後も・・・

    地域の方々との出会い・交流、皆でみつけた
    地域のアタラシイ資源・宝物を糧に、
    あなたと地域のご縁がずっと続きますように。

ものがたるのが得意なのは、
こんな人かも!

  • #嗅覚で町歩きする派
    #古地図や絵地図が大好き
    #あてもなく鉄道に乗ることがある
    #旅先で必ず現地の人に話しかけてみる
    #共感を興奮してだれかに話したくなる

  • #旅先にしかないものは必ず食べる
    #旬のものに飛びついてしまう
    #日本酒のうんちくが気になる
    #地元の人の行きつけが気になる
    #旅先で知ったことがプチブームになる

  • #自分で見て触ってたしかめたい派
    #岩石で飲めちゃう人
    #実は地質にちょっと詳しい
    #「なぜ?」とすぐ聞いてしまう
    #ブラタモリやったところに行きたくなる

参加者募集

“地域ものがたるアンバサダー”の募集は終了しました。
100名を超えるご応募をいただき、
21名のアンバサダーにご活躍いただきました。
活動の様子は、冒頭の各種SNS等にてご覧ください。

Q&A

地域ものがたるアンバサダー
関する素朴なギモン集

JR西日本エリア外に在住していますが参加できますか?
日本全国からご応募可能ですが、JR西日本エリア内の方や、無理なく現地へ毎月訪問活動可能な方を優先して選定させていただく場合があります。
希望する地域へ必ず行けるでしょうか?
極力第1希望を優先させていただきますが、ご希望が集中した場合に備え、第2希望の入力欄も設けております。
現地への交通手段は?交通費補助はありますか?
居住地→現地の集合場所(富山駅・福井駅・鳥取駅など)までは、原則公共交通機関にてお越しください。
鉄道でお越しの方には、1往復あたり2万円を上限として、実費支給があります。(各自立替後、後日精算となります。パッケージ商品を利用希望の場合は必ず事前にご相談ください)
ただし、自動車での移動により発生した費用についてはすべて自己負担となります。
プログラムへの参加費はかかりますか?
原則、事務局の提供するジオリブ講座等のプログラムへの参加費は無料です。その他、各チームで企画いただく現地訪問にての各種実費は自己負担となります。
その他、宿泊費・食費・通信費等は自己負担でしょうか?
現地での食費については、通常の旅よりも高付加価値のものをぜひ体験いただきたいという想いから、1往復あたり5千円を上限として、実費支給があります。(各自立替後、後日精算となります。)
ただし、宿泊費・通信費・その他費用についてはすべて自己負担となります。
活動は休日に行われるのでしょうか?
毎月の活動日は、アンバサダー7名のご都合を相談し決めていただきます。会社員のご応募が多く想定されますので、オンライン打合せは平日夜等、現地訪問は金曜日~土日等となる可能性が高いのではと思われます。アンバサダーの方々のお休みのタイミングによっては、変更になる可能性もあります。
原則、毎月現地訪問とオンラインの活動があると書いてありますが、参加できない場合はどうなりますか?
現地訪問については、チーム内で日程調整いただき、極力平均月1回程度訪問活動をいただきたいところですが、任意のサークル活動的な位置づけですので、お仕事のご都合等で訪問活動をできない時期が生じることは差し支えありません。
オンラインの活動についても、極力、現地訪問の前に一度は擦り合わせ会を行っていただきたい主旨ですが、こちらも業務都合等で不参加の場合は、チャット等別の手段で情報共有を図っていただければ差し支えありません。
会社員ですが、ワーケーションや複業を絡めることは可能でしょうか?
はい。自由度の高い活動となりますので、ご所属先の会社の規程に応じて、ワーケーションや地域複業等もぜひご活用いただければと思います。(対象県によってはワーケーションや複業推進に力を入れられているところもありますので詳しくは事務局へお問合せください。)
宿泊が必要な活動もありますか?
はい。隣県からの参加の場合は日帰りも可能かと思いますが、地域との交流・会話の時間をじっくりととるため、1~2泊での活動を想定しています。宿泊先の推薦等はありますが、原則各自予約いただきます。
年齢制限はありますか?学生でも参加できますか?
年齢制限はありませんが、プログラム内で、地域毎の地質・水質の違いによる日本酒の飲み比べ等の場面が想定されますので、20歳以上の方を優先的に選定させていただきます。
アンバサダー活動は何年も継続できますか?
今回の公募で認定させていただくアンバサダーの公式活動期間は、一旦2023年1月末で終了となりますが、任意でのFacebook等のコミュニティへの所属や発信活動の継続は歓迎です。
チームはどのように構成されますか?
今回公募させていただきます、地域ものがたるアンバサダー7名と各地域のサポートメンバーや事務局メンバーでチームを組みます。
万が一に備えての保険は用意されていますか?
ご参加者個人任意での活動(旅)となりますので、旅行保険に関してはご自身でご加入ください。事務局による斡旋も行っておりませんので、ご了承ください。

公式SNSアカウント

主催:日本海3県アンバサダー推進協議会

連携自治体:富山県、福井県、公益社団法人 福井県観光連盟、鳥取県

共同推進者:西日本旅客鉄道株式会社、株式会社JR西日本コミュニケーションズ、
ジオリブ研究所合同会社、一般社団法人Work Design Lab

※ 本事業は、令和4年度 観光庁が推進する「第2のふるさとづくりプロジェクト」モデル実証事業の採択を受け実施したものです。

事業に関するお問合せ先 monogataru.bureau.2022※gmail.com
(※を@に変えてご送付ください。)