帽子
出演者 | 緒形拳(高山春平)、玉山鉄二(河原吾朗)ほか |
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公開日 | 2008年8月2日(土) |
撮影日 | 2008年5月18日(日)、19日(月)、21日(水) |
撮影場所 | 博多総合車両所、博多〜広島駅間新幹線車内、広島駅、JR神戸線普通列車車内 |
出演者 | 緒形拳(高山春平)、玉山鉄二(河原吾朗)ほか |
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公開日 | 2008年8月2日(土) |
撮影日 | 2008年5月18日(日)、19日(月)、21日(水) |
撮影場所 | 博多総合車両所、博多〜広島駅間新幹線車内、広島駅、JR神戸線普通列車車内 |
内容
呉市で古ぼけた店を営む帽子作りの老職人・春平と、その店を受け持つ警備員の若者・吾朗との間で繰り広げられる人間ドラマ。仕事がうまくいかず自信を失いかけている二人は、ある「胎内被爆者」の女性とお互いが深い関わりを持っていることを知り、東京にいるその女性に会いに行くことになります。
当社では広島から新幹線で東京へ向かっている様子を、博多総合車両所、博多〜新大阪間の新幹線営業列車内、広島駅新幹線ホームで撮影協力を行いました。
撮影場所・内容
博多総合車両所
2008.05.18 撮影
シーン1
今回の依頼内容は、新幹線車内での二人のやりとりを撮りたいということでした。撮影内容はそれほど難しくないのですが、その量が非常に多かったため、通常運行している営業列車だけでは全てを撮影することができません。よって、営業列車と博多の新幹線車両基地と2日に分けて撮影を行うことにしました。車両基地の撮影では、窓外が車両基地でありますので、車窓風景を撮影することができません。今まではCG加工を施したりしていたのですが、今回は窓の外側に大型液晶モニター2台をセットして、そこに予め撮影しておいた車窓風景を流して撮影を行いました。車内から外を撮影したモニターを覗くと、あたかも走行しているように映像が流れ近年の撮影技術はすごいなと関心した次第です。
博多〜新大阪新幹線車内、JR神戸線須磨〜西明石車内
2008.05.19 撮影
シーン2
2日目は営業列車内での撮影で、車両基地では撮影が難しかったシーンの撮影を行いました。博多発のN700系新幹線1両を全て貸切っての撮影です。山陽新幹線の特徴としてトンネルが多く撮影を行うタイミングが難しいため、よくトンネルが抜けるのはいつですかと聞かれます。そこで私たちはトンネルの位置を記載した資料を持って撮影のお手伝いをしているのですが、今回はNHKの制作担当の方も事前にトンネルの状況を把握しており、入念に準備しておられました。
シーン3
撮影は新大阪までの新幹線車内が終了した後、在来線車内でも行いました。春平と吾朗が移動しているワンシーンだけでしたが、お客様のご迷惑にならないよう大阪より離れた普通列車の中で行いました。大阪から須磨まで1時間ほどかけて移動しましたが、いざ撮影となると2分もかからずあっという間に終了しました。
広島駅
2008.05.21 撮影
シーン4
広島駅では東京に向かうシーンの撮影を行いました。制作側はできる限りホームに停車している新幹線での撮影を希望していたので広島始発の新幹線を用いて行いました。ところが、形式が今まで使用したN700系新幹線とは異なる700系新幹線です。事前に制作スタッフたちと綿密な打合せをしていたので、どの新幹線か分からないように撮影を行いました。
西日本旅客鉄道株式会社
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