撮影実績

撮影レポート

ドラマバッテリー

出演者 中山優馬(原田巧)、高田翔(永倉豪)、松川尚瑠輝(東谷啓太)、永嶋柊吾(沢口文人)ほか
放送日 2008年4月3日(木)〜
撮影日 2008年2月2日(土)
撮影場所 姫新線美作江見駅

内容

岡山県を舞台とした、あさのあつこ原作「バッテリー」。中学生の天才投手と捕手を中心に描いた青春ドラマです。当社では映画「バッテリー」の制作に続き、岡山での撮影依頼を受け、地元を離れる主人公を友人達が見送りに来ているというシーンを姫新線美作江見駅をロケ地として撮影協力しました。

撮影場所・内容

Point1

姫新線美作江見駅

2008.02.02 撮影

シーン1・・・【駅舎前での撮影】

まず撮影前に行われたのは、駅看板の変更作業です。ロケ地の美作江見駅は、ドラマ上では新田(にった)駅という架空の駅に設定されるため、段取りはスタッフの屋根上りからスタートです。その後、主人公が友人を見送りに駅にやってくるシーンの撮影が開始され、真冬の寒さに震えていたスタッフの動きも徐々に熱をおびていきました。

シーン2・・・【臨時列車を用いての撮影】

撮影場所は駅前からホームに移りました。制作側から、列車の到着、停車、発車の全ての場面を撮影したいというご要望に応え、撮影用の列車を仕立てて運行しました。しかしこうした場合、営業列車の運行に支障を来たさないようにダイヤを組むため、撮影時間には自ずと制限がかかります。駅に長時間停車し撮影時間に余裕が持てるよう配慮したのですが、結果的に臨時列車は1往復しか設定できませんでした。しかし、そうした中でも、列車を数メートル移動させ一旦停車、その後、数メートルバックさせる、という車両の小移動を繰り返し、到着、停車、発車各々の場面撮影が一本の列車で行えたのです。

シーン3・・・【臨時列車を用いての撮影】

列車停車中には、主人公達の会話シーンも撮影しました。姫新線は非電化区間なので車両の動力源はエンジンです。停車状態でもエンジン音は「ガラガラ」と轟いています。それでは会話のシーン撮影は行えません。このため、今回は特別にエンジンを一旦停止させ撮影を行いました。

以上のとおり、制作側からは細かい撮影要望が数々ありましたが、私たちロケーションサービススタッフを交え、制作担当者と当社の輸送担当者とが事前に綿密な打合せを行った結果、ある程度、ご希望に叶う撮影協力ができたのではないかと思っています。

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