撮影実績

撮影レポート

映画ALWAYS 三丁目の夕日

出演者 吉岡 秀隆(茶川 竜之介)、堤 真一(鈴木 則文)、小雪(石崎 ヒロミ)、堀北 真希(星野 六子)薬師丸 ひろ子(鈴木 トモエ)ほか
公開日 2005年11月5日(土)
撮影日 2005年2月10日(木)
撮影場所 梅小路蒸気機関車館

内容

昭和33年、自動車会社の秘書を夢見て集団就職で上京した六子でしたが、就職したのは鈴木オートという小さな自動車整備工場でした・・・というシーンから始まるこの映画は、六子を中心にハートフルな人間模様を描く物語です。

撮影場所・内容

Point1

梅小路蒸気機関車館

時代考証を徹底して行うこの映画。昭和33年当時、青森から上野行きの列車は、蒸気機関車が全盛でした。青森から上野に集団就職で上京する六子が、まさに駅に到着したというシーンのため、撮影用の列車に選ばれたのが、当社が保有するSL「C62(シロクニ) 2」号機です。
現在、動態(動く状態)保存されているC62は、日本中でここしかなく、このような撮影が行えるのも梅小路蒸気機関車館だけです。撮影のため、「C62 2」を当時青森〜上野間を走行していた「C62 22」にプレートをつけかえて撮影準備は完了です。

今回の撮影のため、梅小路蒸気機関車館内の留置線の端に30mほどの仮設ホームを建築。建築に5日間を要した仮設ホームに、旧型客車2両を牽引したC62 2が煙や蒸気をモクモク吐き出しながら到着。その後、六子を含めた約80人の学生が列車から降りてくるシーンなどを撮影しました。

梅小路蒸気機関車館には18両のSLが保存展示されており、そのうち7両が動くことができる状態です。その中には、SLやまぐち号やSL北びわこ号として活躍するC57(シゴナナ) 1やC56(シゴロク) 160、D51(デゴイチ) 200もあり、多くの時代、場所の再現撮影に対応できます。興味がある方は、一度ご覧になってみて下さい。

※梅小路蒸気機関車館は2015年8月30日に閉館しました。

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