このページの本文へ移動

ニュースリリース

2015年10月27日
その他

平成27年度 情報化月間記念式典において、
車両情報システム(Ris-e)が国土交通大臣賞を受賞!
(公共交通(鉄道)における情報化の促進に貢献)

 このたび、西日本旅客鉄道株式会社は、車両情報システム(Ris-e)の導入により情報化の促進に貢献したことが評価され、平成27年度 情報化月間記念式典(平成27年10月27日)において、国土交通大臣賞を受賞いたしましたのでお知らせします。

詳細

1 受賞内容
 「平成27年度 情報化促進貢献個人等表彰(企業部門) 国土交通大臣表彰」
 ※注釈 情報化月間における国土交通大臣賞は当社として初の受賞です。

2 受賞理由
 「従来、鉄道車両のメンテナンス業務は、熟練した作業員が書類を用いて手作業で行っていた。今回開発したシステムは、車両の検査計画から現場における検査作業のほか、資材管理や図面管理などのデータを一括して管理し、利用を可能とするものであり、このシステムの稼働により、「車両故障の低減」や「車両修繕費の低減」などの成果を生み出すことができた。これにより、鉄道の安全性・信頼性を向上させるとともに公共交通における情報化の促進に貢献した。」

 記念式典の様子

3 システム概要
 車両情報システム(Ris-e)は、鉄道固有の車両メンテナンス業務をさまざまな技術要素やデバイスを組み合わせてシステム化したものです。
 特に、現場の検査業務に専用ハンディターミナルを導入することで、検査漏れや検査結果を即座にチェックするなど、検査精度を向上させています。

 システム概要

4 システム導入時期
 平成24年5月

5 システム導入の効果
 車両情報システム(Ris-e)は、車両故障の低減および乗り心地の良い車両の提供に貢献しており、検査業務の効率化による経費削減、作業標準化による技術継承ならびに品質向上のサポート、コンプライアンスの強化、ペーパーレスといった多くの導入効果をあげております。


【情報化月間記念式典の概要】
 情報化月間の表彰制度は、国民の情報化に対する認識を高めるとともに、国民生活の向上および国民経済の健全な発展に寄与することを目的として行っています。
 記念式典では、各界関係者列席のもと、「情報化促進貢献個人、同企業等の表彰」(経済産業大臣賞、総務大臣賞、文部科学大臣賞、国土交通大臣賞)ならびに経済産業省による「攻めのIT経営」中小企業百選の表彰が行われます。

ニュースリリース一覧に戻る

以下のカテゴリから検索できます

以下の詳細カテゴリからも検索できます(2017年度以降のニュースリリース対象)

エリアを選択

年度・月を選択