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新幹線の安全性向上の取り組み

車両・運行オペレーションの安全確保

台車検査の見直し

超音波探傷の実施

定期的に行っている全般検査※において、超音波探傷検査を2019年6月からルール化し、全ての台車に対して実施しています。
※全般検査:車両の機器および装置を解体の上、細部まで全般にわたって行う検査

超音波探傷

目視による点検

日常的に行っている仕業検査※において、台車の部位を指定して綿密な目視検査を実施しています。
※仕業検査:各機器の機能確認および消耗品の補充取り替えを主体とする検査

目視点検

走行中の台車の異常を検知するセンサーの整備

地上で台車の異常を検知するセンサーの整備

地上で台車の温度を検知するセンサーについて、2019年3月に徳山〜新山口駅間の上り線に1台目を設置しました。さらに、JR東海とも連携した監視体制を整えるために、今後2020年度までに10台増設していく予定です。

超音波探傷

車上で台車の異常を検知するセンサーの整備

N700系Aタイプの車両には、空気バネ圧力で異常を検知する機能を整備しました。また、N700系8両編成は、不具合発生時の台車部品の振動により、異常を検知する機能の整備を進めています。

運行オペレーションの体制強化

車両保守担当社員(走行管理班)の拡充

岡山駅、広島駅に車両保守担当社員(走行管理班)を配置し、運行中の乗務員から車両トラブルの申告を受けた場合、列車に添乗して車両の状態を確認します。また、計画添乗により、編成ごとの状態を確認することで、車両の品質向上を目指していきます。

車両保守業務経験者を東京新幹線総合指令所に配置

車両運用や本線上での車両故障応急処置をサポートを目的に、東京新幹線総合指令所に、車両保守業務の経験者を常駐させ、車両トラブルへの対応が迅速かつ適切に行える体制を構築しています。

さらなる充実に向けて

車両メンテナンスのさらなる品質向上を目指したデータ分析システムの整備

車両機器の動作状況などのデータを監視し、データの推移から機器の異常やその兆候を検出するとともに、分析データを定期検査と連携して車両の状態に応じた適切なメンテナンスを行うことで、車両の安全性や品質の向上、不具合対応の迅速化を図ります。
2020年度の運用開始に向け、システムの整備を進めています。

走行音から異常を判断する技術開発

車両の異常を検知する新たなツールとして、地上で収録した走行音を解析し、異常を検知した場合には関係箇所に通知する開発を進めています。2019年度下期の装置化を目指して、現在、実証実験を行っています。

連携の強化

クロスオーバーミーティング

指令員と車両保守担当社員などによるクロスオーバーミーティングを実施しています。さまざまな専門分野(指令、運輸、車両、施設、電気)を超えて議論し、正確な情報共有の重要性を再認識するとともに、安全最優先の判断と行動に向けた連携を強化しています。

コミュニケーションツールの拡充

タブレット端末に、複数人で会話できる会議用アプリを導入し、車両点検時に現地の乗務員を指令員が的確にサポートしています。

実践的な教育・訓練

合同列車走行訓練・シミュレーション

列車を止める判断や関係者間(指令員、乗務員、車両保守担当社員)の連携強化を図る目的で、合同シミュレーション訓練を実施しています。列車走行訓練では、合同シミュレーション訓練などで学んだことを実際の走行している車両において、確実に列車停止手配などが実践できるかという観点で実施しています。

音・においの体感訓練

車両保守担当社員が車内で発生した異音を録音して収集し、「異音マップ」としてデータベース化することで、乗務員区所に水平展開しています。また、車両に使用している油脂類が焦げたにおいを実際に体感することで、においに対する感度を高める訓練を実施しています。

ヒューマンファクターに関する知識教育

ヒューマンファクターの理解を深度化するための教育を実施しています。また、現場長との連携により「組織の安全管理」、「一人ひとりの安全考動」を高めていくことを目的とした教育を実施し、職場での「報告」「分析」「活用」の取り組みなどの推進を担う「リスクリーダー」社員を育成しています。

Think-and-Act Training

教育で培ったヒューマンファクターの知識に基づいた実践的な対応を高めるために、Think-and-Act Trainingを実施しています。大規模災害などの緊急事態への対応訓練だけでなく、通常運行において普段とは少し違う変化(異臭・異音・振動)に気付いた際に、適切な対応ができるよう、繰り返し訓練を行っています。

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鉄道事業
(安全の取り組み)