増え続けるインバウンド&レジャー層に対応
こだわりの朝食や広めの客室、サービスで差別化
大阪駅北徒歩5分に、JR西日本ホテルグループの新ブランド第一号が開業
「ホテルヴィスキオ大阪」 2018年6月6日(水曜日)オープン
株式会社ホテルグランヴィア大阪
株式会社ホテルグランヴィア大阪は、当ホテルが運営し、JR西日本ホテルグループにおいて宿泊主体型と位置付ける新ブランド第一号となる「ホテルヴィスキオ大阪」を、2018年6月6日(水曜日)、大阪駅北・徒歩5分にオープンいたします。
「ホテルヴィスキオ大阪」 外観、フロント&ロビー、客室一例(デラックスツインルーム)
○新ホテル開業の背景
新ホテルがオープンする大阪駅北側エリアは、約19ヘクタールにも及ぶ広大な「うめきた」が広がり、このエリアの開発は“関西の発展を牽引するリーディングプロジェクト”として、大きな注目を集めています。「うめきた」は今後、関西国際空港とのアクセスが大きく改善される新駅をはじめとした大規模なまちづくりが進められる予定で、さらにホテルに対するニーズは高まるものと考えております。
現在、ホテル動向は堅調に推移しており、大阪府における2017年(1月から12月まで)宿泊施設全体の稼働率は全国1位の83.1パーセント、特に外国人延べ宿泊者は、全国平均を上回る対前年比17.0パーセントの伸びを示しています。新ホテルを運営する大阪駅直結の「ホテルグランヴィア大阪」においても、2017年度(4月から3月まで)稼働率が対前年+3.5パーセントとなる95.8パーセント、外国人シェアは開業以来過去最高の30.8パーセントを記録しました。こうしたインバウンドと国内旅行ゲストを合わせたレジャー層は、これまで利用の多くを占めていた出張利用を初めて逆転し、現在ホテルを利用するお客様層は大きく変化しています。
○新ブランドの位置づけ
JR西日本ホテルズの新規ブランド「ヴィスキオ」は、シティホテル「グランヴィア」と宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」の間に入る位置づけで、「上級な宿泊主体型ホテルブランド」となります。ヴィスキオはイタリア語で“宿り木”を意味し、宿り木は北欧神話で幸福、安全、幸運をもたらす聖なる木とされていることから、ゲストに旅の疲れを癒し幸福を感じていただける場となることを願い、命名いたしました。
ホテル業界においては、宿泊主体型の業態が、過去5年で約2倍の宿泊客数となるなど大きく拡大しており、その要因として「プライベート利用」の増加があげられています。このように従来、出張利用で利用されてきた宿泊主体型のホテルがレジャー利用へと転ずるなか、ホテルヴィスキオ大阪では、大阪駅北エリアのさらなるポテンシャル向上やゲストの利用動向などから、1室あたりの面積を宿泊主体型ホテルとしては広めとなる16.6から41.4平方メートル、また全400室の内、2名以上の客室を8割以上に設定することといたしました。また、朝食をはじめとした高品質の特徴を提供し、他ホテルとの差別化を図りたいと考えております。
また、運営を担う「ホテルグランヴィア大阪」が徒歩圏内に位置していることから、相互の予約連携を図るほか、グランヴィアがこれまでに培ったサービスやノウハウの共有などで、シティホテルが運営するメリットをいかしたいと考えております。
○「ホテルヴィスキオ大阪」コンセプト 〜「自然」をテーマにした、上質なリラックス空間」
このたびオープンする「ホテルヴィスキオ大阪」は、「自然」をテーマに、大阪駅徒歩5分というアクセスでありながら上質なリラックス空間を提案いたします。
外観はうねりのあるデザインで“水の都・大阪”にちなんだ水の流れを表現したほか、エントランス周辺には樹木を配し、ゲストを到着時から寛ぎの空間へといざないます。また、1階フロント・ロビーには、開放感のある大きな中庭や天窓、吹抜を設け、「緑」「光」「風」を感じられる空間としております。また、“宿り木”を表したシンボリックな照明や樹木の重なりをイメージした壁面アートで寛ぎを演出し、さらに、ラウンジスペースや多彩なソファを点在させることで、お客様が森の中の宿り木で寛いでいただけるような空間を提案しております。
また、各階エレベーターに大阪城や通天閣、御堂筋の銀杏並木や法善寺横丁の赤提灯、難波橋や天神祭りなど、風情ある大阪の景観をモチーフにした様々なアートサインを配置。また、その8種のテーマを集合させたシンボルアートを1階エントランスに配置し、お客様をお迎えします。
○「ホテルヴィスキオ大阪」 特徴
1 3つの「B」
ホテルヴィスキオ大阪ならではの特徴として、3つの「B」でお客様をお迎えします。
<ホテルヴィスキオ大阪 3つの「B」のおもてなし>
(1)より快適な寝心地を提案する 「BED(ベッド)」
・国内シェアナンバー1「シモンズ社」のホテルオリジナルモデルを採用。
・マットレスは質の高い眠りをサポートするため、厚みと硬さにこだわり、「1.9ミリメートルのポケットコイルと硬質ウレタンの両面ピロートップ仕様」に。体を包み込んでくれるようなソフト感を醸し出すと共に、約17センチメートルのコイル層がしっかりと身体を受け止め快適な寝姿勢を保つことで、質の良い眠りを提案します。
(2)アメニティやリネンにこだわった、寛ぎのひととき 「BATH(バス)」
・洗い場や、たっぷりと空気を含んだお湯がやさしく体を包み込むレインシャワーを配したセパレートバス(※28平方メートル以上の客室)
・ホテルグランヴィアと同等クラスのアメニティを採用
・タオルやシーツなどのリネン類も、ホテルグランヴィアと同等クラスを採用
・ソープやメンズセット、レディースセット、コーヒー・紅茶パックなど、15種以上をご用意する「アメニティバー」を設置
(3)“「大阪&イタリアン」”をテーマにした、こだわりの「BREAKFAST(朝食)」
・“緑の箱”を意味する店名にちなんだウッド調の店内や中庭など「自然の中で味わう、こだわり朝食」をコンセプトに、「大阪&イタリアン」を表現したこだわりメニューを提供
・「大阪(=粉もの文化)とイタリアンの融合」をテーマに、大豆粉や米粉を使用した軽い食感をもつピザのような「オリジナルピンサ」を提供
・そのほか、自然・ナチュラル感を演出する、色とりどりの「イタリアンデリ」や店内の窯で焼き上げ素材のおいしさを引き出した「窯焼き野菜」、大阪イタリアン串カツ・大阪ガレット・どて焼き風ボロネーゼ・ペペロンチーノきつねなど、大阪にちなんだオリジナルメニューをお楽しみいただけます。
朝食の補足については、こちらをご覧ください。(PDF形式:311キロバイト)
2 快適にお過ごしいただける多彩なサービス・おもてなし
上記3つの「B」のほか、様々なサービス・おもてなしをご用意しております。
(1)高速無料 「Wi−Fi」
現在主流の無線規格・11a(イレブンエー)と比べ、約2.8倍の最大速度をもつ「11ac」(イレブンエーシー)を採用。レジャーはもちろん、ビジネスシーンにも対応する、快適な通信環境を提供します。
(2)情報ツールとして活用する 「VOD(ビデオオンデマンド)」「大型サイネージ」
客室内のテレビで様々な映像コンテンツを視聴できる「VOD」を情報ツールとして活用。
ホテル案内の多言語対応(3カ国語/日本語・英語・中国語)に加え、レストランやランドリー施設の空き状況などが確認可能なサービスを実施。さらに、WEBニュースやYou tubeュース、特定の部屋へのメッセージ機能などを導入します。
また、ロビーに大型のサイネージを設置し、周辺観光案内や外国人ゲストへの各種情報提供に活用します。
(3)全室禁煙化(喫煙ブース有)
(4)その他、
無料で国際電話を含む通話やインターネットが利用可能な「貸出スマートフォン」
ルームキーで認識する「エレベーターセキュリティシステム」
長期滞在にも便利な「ランドリー施設」
全室「空気清浄機」「セーフティーボックス」設置
寛ぎからビジネスまで様々なシーンに対応する調光システム、
読書灯43インチ以上の大型テレビ(23平方メートル以上の客室には55インチ導入)
など、快適にお過ごしいただけるサービスをご用意しています。
3 ハラル対応
インバウンドのゲストに対応する、ハラル「朝食セット」を提供します。
(1)メニュー
・ハラル和風焼肉セット
・ハラル和風チキンソテーセット
・ハラル和風チキンカツセット
・ハラル和風チキン唐揚げセット
・ハラル和風焼き魚セット
※注釈:2日前までの予約制です。
※注釈:常時提供は(1)(5)の2種です。
(2)価格
2,800円(税込み)
(3)場所
1階イタリアンキッチン「ヴェルデ カッサ」
(4)認証機関
宗教法人日本イスラム文化センター
(5)内容
・ヴェルデ カッサで提供するハラル朝食セットは、ハラル認証を受けたハラル食品を使用しています。
※注釈:鶏肉と牛肉については、ハラル認証を受けたお肉を使用しています。
※注釈:ハラル認証を受けた調味料(醤油・みりんなど)を使用しています。
・ハラル食品の調理は、日本イスラム文化センターのハラル認証を受けた当レストラン専用厨房および専用調理器具で調理しています。
・食器については、ハラル専用の食器でご用意しています。
(6)その他
ベジタリアン対応として、ベジタリアンメニューも解るように表示いたします。
※注釈:卵・乳製品は含まれます。