安全マネジメント統合システムの導入
当社では、2013年4月に策定した安全考動計画において、リスクアセスメントのレベルアップを図るにあたって、「現場‐支社‐本社で閲覧・検索・分析できる」システムの構築を掲げてきました。
今回準備が整い、システムを導入することとしましたので、お知らせします。
1 システムの特長
(1)「安全に関する情報」および「リスクアセスメント情報」をデータベースに一元管理
【これまで】
「安全に関する情報」および「リスクアセスメント情報」のうち、周知が必要なものを、会議などを通じて会社全体で共有していました。
【導入後】
「安全に関する情報」および「リスクアセスメント情報」を1つのデータベースで管理し、全ての箇所が全ての情報を閲覧できる環境にします。
→情報共有に磨きがかかり、他箇所の優れたリスク対策を容易に取り入れられます。
※注釈:「安全に関する情報」とは、発生事象(鉄道運転事故、注意事象、輸送障害、安全報告、労働災害)および気がかり事象を指します。
※注釈:「リスクアセスメント情報」とは、リスクアセスメントの取り組みにおいて想定されたリスクやその対策などを指します。
(2)「天候・線区・時間帯など」の条件での分析機能を設定
・条件を設定すると、会社全体の発生状況と比較した事故などの発生しやすさを可視化できます。
・設定した条件よりも事故などが発生しやすい条件があれば、システムが利用者にその条件を提示します。
→分析結果から得られる傾向の把握により、「新たなリスクの気づき」を得られます。
2 スケジュール
2017年12月1日から、当社の全職場で使用開始します。