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安全研究所

あんけん Vol.10 研究成果レポート

この研究レポートは、これまでの安全研究所の取り組みや平成28年度までの主な研究成果をとりまとめたものです。
詳細は下記をご覧ください。(※無断複製厳禁です。)

1.鉄道トンネル火災事故における避難行動と救助活動

鉄道事故で、リスクが高い事故の一つにトンネル火災事故が挙げられます。本研究では、日本における鉄道トンネル火災事故のうち、最大の死傷者を発生させた北陸トンネル列車火災事故に焦点をあて、文献や新聞報道などにより、不特定多数の群集である乗客の避難行動に関する証言を収集・分析し、今後のトンネル火災時における避難誘導において有効と考えられる方策を明確にすることを目的としました。

2.駅でのスマートフォン利用に関する調査

近年、スマートフォン(以下、「スマホ」とする。)・携帯電話を見つめたり操作しながら歩く「歩きスマホ」が社会問題となっています。歩きスマホは列車への接触や線路への転落、お客様同士の衝突に繋がる危険性があるため各鉄道事業者が注意喚起を行っていますが、駅構内で歩きスマホをする人は依然として多いままです。本研究は駅での歩きスマホ防止に向けた効果的な啓発方法の開発を目的としていますが、実態を踏まえたより効果的な啓発方法の開発を目指し、今回は実態把握のための調査を行いました。

3.踏切道における高齢歩行者の行動特性に関する研究

近年、鉄道の安全を考える上で高齢歩行者による踏切事故が重要な問題として認識されています。本研究は高齢歩行者による踏切事故防止に向けた効果的な対策を講じることを目的とし、第1種踏切(踏切警報機と遮断機のついている踏切)に設置された踏切監視カメラの映像を用いて、踏切通行者の行動に関する実態把握を行いました。

4.高槻駅ホームモニタの使用実態に関する調査

JR京都線高槻駅の1番・6番のりばには、昇降式ホーム柵(以下、「昇降柵」とする。)とホームモニタ(以下、「モニタ」とする。)(図1)を設置しています。モニタは、昇降柵を閉扉する際のお客様流動を確認するため、車掌が補助的に使用するものです。また、高槻駅の1番・6番のりばは、ホームの一部がカーブしているため、車掌からお客様の乗降等が直視できない範囲を映すITV(図2)もあります。ITVとモニタの位置関係は図3のようになっており、二つの機器があるのは、当社では高槻駅のみです。そこで、目視やITV、モニタの三つの方法を用いてホーム上を確認するときのモニタの使用実態を把握するため、調査を実施しました。

5.連続するホーム柵が運転士に与える心理的負担について

ホーム上の安全性向上のために、ホーム柵の整備が進められています。当社でも、今後、複数の駅でホーム柵を整備する計画です。平成26年度に実施した調査(以下、「前回調査」とする。)では、ホーム柵がない駅に比べて、ホーム柵が設置してある駅(以下、「ホーム柵設置駅」とする。)で停車時に運転士が感じる心理的負担は、高いことがわかりました。そこで、ホーム柵設置駅が連続した場合に、運転士が駅停車などの運転時に感じる心理的負担(以下、「負担」とする。)を把握するため、JR東西線の上り列車を対象に調査を行いました。

6.ワーク・エンゲイジメントと安全行動

仕事に関連するポジティブで充実した心理状態をあらわすワーク・エンゲイジメントという概念が提唱されており、ワーク・エンゲイジメントが高い従業員は、仕事に積極的に関与すると言われています。ワーク・エンゲイジメントを高める要因に、仕事の資源(仕事の適性や裁量権、職場環境などのことを指します)があることが分かっており、仕事の資源が高いとワーク・エンゲイジメントを高め、仕事への態度に良い影響を及ぼすこと、一方で、仕事の資源が低いと抑うつ感や疲労感などといったストレス反応が高くなることが明らかになっています。また、ワーク・エンゲイジメントの高さは日常的な違反行動や、場面的な違反行動を低減させることが明らかになっています。しかし、こうした研究は海外にて行われており、日本人を対象にして行われた研究はありません。そこで、今回は日本人労働者を対象に、仕事の資源、ワーク・エンゲイジメントおよび安全行動の関連について検討しました。

7.227系運転台前面パネルの機器配置に関する研究成果のまとめ(その1)

227系電車は、約30年ぶりに広島地区に集中的に投入された新型電車です。この電車の運転台前面パネルの機器配置は、平成23年度から25年度にかけて活動した「運転台検討ワーキング(以下、「WG」とする。)」の成果として結実しました。ここでは、設計検討の中でも速度計拡大に関する部分について報告します。

8.227系運転台前面パネルの機器配置に関する研究成果のまとめ(その2)

227系電車は、約30年ぶりに広島地区に集中的に投入された新型車両です。この電車の運転台は、運転台検討WGの成果が活かされ、これまでの旧型車両とは図1のように機器配置や運転操作方法が大きく異なります。このため、新しい運転台に対する運転士の習熟過程について調査を行いました。

平成27年度までの主な研究成果(※無断複製厳禁です。)

平成26年度までの主な研究成果(※無断複製厳禁です。)

平成25年度までの主な研究成果(※無断複製厳禁です。)

平成24年度までの主な研究成果(※無断複製厳禁です。)

平成23年度までの主な研究成果(※無断複製厳禁です。)

平成22年度までの主な研究成果(※無断複製厳禁です。)

平成21年度までの主な研究成果(※無断複製厳禁です。)

平成20年度までの主な研究成果(※無断複製厳禁です。)

平成19年度までの主な研究成果(※無断複製厳禁です。)

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