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研究所の取り組みと研究体制

社内での取り組み

研究所では、ヒューマンファクターに関する基礎的研究を進めるとともに、社内の各分野からの要請によって、現場での具体的なヒューマンエラーを減らすための多様な研究をおこなっています。

また、定期的に本社の各部や支社と意見交換を行って、ヒューマンファクターの考え方や最新の研究成果を広く伝えるとともに、それぞれの職場が抱える課題の聞き取りや研究テーマの提案を受け、職場の安全性向上に取組んでいます。

このほか研究所での研修の受入れや、特定分野についての出前講義、現場のフィールドを活用した実験の実施など、多様な取り組みを進めています。

社外との取り組み

研究所では、(公財)鉄道総合技術研究所の指導を仰ぐとともに、ヒューマンファクターに関する研究を行っています。大学等からも指導を仰ぎ共同研究の実施などを行い、得られた研究成果は国内外に学会や鉄道関係の刊行物に発表し、多くの分野の方々と成果が共有されるように努めています。

また、関西鉄道協会の協賛、近畿運輸局の後援を頂き、「ヒューマンファクターシンポジウム」を主催し、関西の鉄軌道社局、JR他社など安全統括管理者が一堂に会し、ヒューマンファクターを核に鉄道の安全性向上について毎年議論をしています。

さらに、鉄道業界をはじめ、航空、電力、ガス、医療、警察、消防など様々な業界へヒューマンファクター講演や研究成果に関する講義を積極的に実施し、ヒューマンファクターの考え方や研究成果を情報発信しています。

研究体制

研究所は、下図のように本社内の独立した組織として位置づけられており、組織を運営するための企画グループと、3つの研究室が設けられています。

2016年7月1日現在の研究体制 組織図

各研究室の紹介

安全マネジメント研究室

組織のヒューマンファクターの研究を通じて、安全最優先の企業風土の実現を目指します。

ヒューマンファクターは主として個人としての「人間」が対象です。しかし、企業や職場とは、多くの人間が同じ目標を持って集まった「チームや集団組織」であり、これらにもヒューマンファクターは存在すると考えています。
これらの「チームや集団組織」のヒューマンファクターに基いた「チームエラー」の研究に取り組んでいます。

ヒューマンファクター研究室

人間が持つ特性を研究し、社員とお客様の安全性向上を目指します。

人間の心理特性、生理特性、集団特性を踏まえたヒューマンエラーの防止策の提言や、安全教育と指導方法の充実に資する研究を行っています。
また、ヒューマンファクターの観点をベースに、本社・支社等で行われる施策等においてインタビュー調査等のリサーチや教育資料の作成等も行っています。

人間工学研究室

より操作しやすくヒューマンエラーが発生しにくい設備・システムを研究し、社員とお客様の安全性向上を目指します。

機械(ハードウェア)と人間との接点であるヒューマンインタフェースに着目し、ヒューマンエラーが発生しにくい設備や、使いやすく安全な設備・システムの研究に取り組んでいます。
人間がどのように情報を取得し、どのように判断し、どのように機械に指示しているかを明らかにしていきます。

施設および実験機器

研究所内には、運転現場を再現するために高度なシミュレータ、
映像および音響機器を完備した実験室を設けています。

運転士が乗務中において、運転室内の警報音等を聞き分ける場合の問題点を把握するための実験

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鉄道事業
(安全の取り組み)