指導車掌が乗務していない状態で一部区間を運転した件について
2018年11月4日、城端線で、車掌見習が指導車掌をホームに残したままドアを閉めて、列車を発車させました。ご利用のお客様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
1 発生日時
11月4日(日曜日):午後8時43分ごろ
2 場所
城端線 砺波(となみ)〜福野(ふくの)駅間
3 列車
普通列車 3両編成
高岡駅(20時18分)発、城端駅(21時13分)着
乗客数:約50名
4 概況
11月4日午後8時55分ごろ、当該列車の運転士は、福野駅停車中に車掌見習から「指導車掌が砺波駅から乗務していない」旨の連絡を受けました。確認の結果、指導車掌が砺波駅ホーム上で降車されたお客様のきっぷの確認をしている際に列車が発車し、砺波〜福野駅間を車掌見習1名で乗務していたことが判明しました。
そのあと、指導車掌が福野駅に到着するのを待ち、当該列車は6分遅れて発車しました。
※注釈:ご乗車のお客様にお怪我などはありません。
※注釈:当該列車には、運転士1名、車掌2名(指導車掌および車掌見習)が乗務していました。
5 原因
指導車掌をホームに残したまま車掌見習がドアを閉め、列車を発車させたためです。
6 対策
事象の周知および指導車掌と同乗しなければ、車掌見習いは列車の機器類を扱ってはならないことを指導再徹底して参ります。