レール温度規制による徐行区間における速度超過について
2018年8月1日、伯備線において徐行運転(速度規制)を実施していましたが、上溝口信号場〜伯耆溝口駅間を列車が速度を超過して走行したことが判明しました。ご利用のお客様にはご心配をおかけし、大変申し訳ございませんでした。
1 発生時間
8月1日(水曜日) 午後2時16分ごろ
2 場所
伯備線 上溝口信号場(かみみぞぐちしんごうじょう)〜伯耆溝口(ほうきみぞぐち)駅間
3 関係車両
特急列車 やくも11号
岡山(12時4分)発、出雲市(15時10分)行
乗客:約50名
乗務員:2名
4 概況
米子運輸指令の指令員は、上溝口信号場設置のレール温度計が規制値に達したため、上記列車運転士に江尾〜伯耆溝口駅間を速度45キロメートル毎時以下で徐行運転すべき指示を行うところ、誤った区間(江尾駅〜上溝口信号場間)を指示したため、上溝口信号場〜伯耆溝口駅間を通常の速度(最高で107キロメートル毎時)で走行していたことが判明しました。
※注釈:お客様におけがはありませんでした。
5 原因
徐行区間を誤って伝えたためです。
6 対策
指令員間での運転規制に対する相互確認を徹底します。また、指令員への指導を徹底し、必要な対策を講じ再発防止に努めてまいります。