2018年度 第1四半期決算について
2018年度 第1四半期決算についてお知らせいたします。
○第1四半期決算のポイント
1 第1四半期決算は、連結、単体ともに増収増益。
・鉄道運輸収入は、2018年6月18日に発生した大阪北部地震による運休などの影響があったものの、緩やかな景気拡大を背景に、新幹線の利便性拡大や訪日客向け商品の拡大など、需要の取り込みに努めたことから増収。
・非鉄道事業は、不動産業の反動減があったものの、セブン−イレブン・ジャパン業務提携店舗の効果や工事業の増により増収。
2 「平成30年7月豪雨」により当社の在来線で広範囲にわたる被害と長期の運転見合わせが発生。
業績予想については災害による減収の見通しが困難な一方、災害影響の小さい線区が堅調に推移していること、景気の先行きが底堅いとの見方があることも踏まえ、営業収益の見積りが困難。費用および復旧費も現時点で見積りは困難であるため、連結、単体とも2018年4月27日発表の業績予想を据え置く。
3 「JR西日本グループ中期経営計画2022」および「JR西日本グループ鉄道安全考動計画2022」の初年度において厳しいスタートとなったが、被災線区の早期復旧に努めるとともに、「めざす未来〜ありたい姿」の実現に向けて、「地域価値の向上」・「線区価値の向上」・「事業価値の向上」をめざし鉄道事業・創造事業が一体となった施策および新幹線の安全性向上を着実に推進する。
4 株主還元については、2018年7月までに自己株式を99億円(1,253,600株)取得するとともに、消却を決議。(発行済株式の総数の0.6%)