北陸線 ATSが動作しない状態での走行について
2018年3月4日、北陸線米原〜木ノ本駅間をATSが正常に動作しない状態で列車が走行していたことが判明しました。ご利用のお客様には大変ご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
1 判明日時
3月4日(日曜日) 午前10時53分ごろ
2 場所
北陸線 木ノ本駅
3 列車名
SL北びわこ1号 編成両数:5両(機関車除く)
米原駅(10時9分)発 木ノ本駅(10時52分)行
乗客数:約350名
4 概況
3月4日(日曜日)午前10時53分ごろ、当該列車が木ノ本駅に停車する際、ATSの非常ブレーキが動作し停車しました。運転士が運転台の計器類を確認したところ、本来であればATS機器スイッチが「前」位置の状態であるべきところ、「後」位置の状態であることが判明しました。
調査した結果、米原〜木ノ本駅間をATSが正常に動作しない状態で走行していたことが判明しました。
※注釈:ご乗車のお客様におけがはありませんでした。
※注釈:現時点、当該列車は速度超過することなく運転したものと考えています。
※注釈:当該運転士のほか、1名の運転士が乗務していました。
※注釈:米原〜木ノ本駅間の距離は、約22.4キロメートルです。
5 原因
3月4日に当該列車の運転士が、梅小路運転区にて運転整備をする際に、ATS機器スイッチの確認を失念したためです。