オレンジリボン×大阪環状線改造プロジェクト
「児童虐待防止推進月間」に合わせた啓発活動
「逃げたい。逃げられない。」キャンペーンを実施します。
認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク
西日本旅客鉄道株式会社
認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワークでは、今月「児童虐待防止推進月間」にあわせてJR西日本「大阪環状線改造プロジェクト」協力のもと、”児童虐待防止啓発キャンペーン”『「逃げたい。逃げられない。」キャンペーン』を実施することになりました。
大阪は、児童虐待相談対応件数が全国の1割以上を占めるなど、子ども虐待問題に対する社会の関心を高めるため、子ども虐待防止のシンボルであるオレンジリボン運動の啓発活動を推進していく必要性が特に高い場所です。そこで、JR西日本「大阪環状線改造プロジェクト」協力のもと、車体の色がオレンジ色であることからオレンジ色のイメージが強く、また多くの方がご利用になる大阪環状線の駅で、動画放映やポスター掲出を行い、啓発を図ります。
1 キャンペーン概要
本来、頼れるはずの親からの虐待に、子ども自らが行動を起こし状況を変えることは大変困難なことです。そうした実態を多くの方に知っていただくため、親から子どもへの虐待を「逃げられない虐待」と定義。「逃げたい。逃げられない。」というメッセージとともに、あたかもその場に閉じこめられているかのような子どもをビジュアルとしたインパクトある映像とポスターを制作しました。映像はデジタルサイネージを用いて、また、ポスターは大阪環状線各駅に掲出し、広く児童虐待について多くの方に知っていただく機会をつくります。
その様子をニュースサイトやSNSを使って拡散していただくことで、さらにより多くの人に、子ども虐待の深刻さや予防に向けた関心を高めていただくことを目的としています。
2 デジタルサイネージ動画放送イメージ
3 ポスターイメージ
4 実施期間
2017年11月27日(月曜日)から12月3日(日曜日)まで
5 掲出場所
(1)動画
大阪駅(御堂筋口、中央口、桜橋口、橋上通路)のデジタルサイネージ
(2)ポスター
大阪環状線全19駅のホーム、コンコースなど、いずれか
6 オレンジリボン運動とは
子ども虐待防止のシンボルマークであるオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼びかける市民運動です。総合窓口を担う認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワークは、オレンジリボン運動を通して子ども虐待の現状を伝え、多くの方に子ども虐待の問題に関心を持っていただき、市民のネットワークによって、虐待のない社会を築くことをめざしています。
7 JR西日本「大阪環状線改造プロジェクト」とは
JR西日本グループでは、2013年度から「大阪環状線改造プロジェクト」をスタートし、駅の改良、新型車両の投入、高架下商業施設の開業、地域や企業などとの連携イベントの実施など、大阪環状線のイメージ刷新とお客様満足度向上を図るため、さまざまな施策を展開しています。「行ってみたい」、「乗ってみたい」魅力あふれる大阪環状線をつくり上げるため、ハード・ソフト両面のさまざまな取り組みにより、お客様や地域の皆様に価値あるものを提供し続けることで、大阪の活性化の一端を担います。