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ニュースリリース

2017年9月14日ご報告

琵琶湖線(東海道線)瀬田〜石山駅間で発生した架線切断事象の調査結果と対策について

 2017年7月26日に琵琶湖線で発生させた架線トラブルにより、多くのお客様にご迷惑をおかけしたことを、あらためておわびいたします。本件に関する調査結果が判明いたしましたので詳細をお知らせいたします。

詳細

1 発生日時
 2017年7月26日(水曜日)22時31分ごろ

2 場所
 琵琶湖線(東海道線)瀬田〜石山駅間

3 概況
 22時31分、大津〜南草津駅間の複数箇所で停電が発生。
 一方、石山〜瀬田駅間を走行していた上り新快速列車の運転士は、瀬田駅入駅の際、下り外側線付近のケーブルから火花が出ていることを認め、非常ブレーキを扱った。その後、車掌より走行中に異音を感知し防護無線を発報したことおよび架線が垂れ下がっていることの連絡を受け、直ちにパンタグラフを降下した。
 電力係員による現地調査の結果、ちょう架線とトロリ線が断線し、当該新快速列車の全てのパンタグラフが破損していた。

4 調査結果
 詳細な調査の結果、2組の電車線(※注釈1)が平行する「エアセクション(※注釈2)区間」において、電車線を構成する「ちょう架線(※注釈3)」と「トロリ線(※注釈4)」のうち、2組のちょう架線の間を導電性の物体がまたぐように介在し、ちょう架線相互を短絡し電流が流れ、不完全接触によりちょう架線が断線したものと推定しています。

 【付記】
 ・ちょう架線は7本の「素線(そせん)」により構成されており、このうち4本が溶断し、残る素線3本も熱によって軟化し張力によって延性破断(えんせいはだん)したと推定しています。
 ・導電性の介在物の特定には至りませんでした。
 ・トロリ線は機械的に破断された状態であり、先に断線したちょう架線との衝撃により断線したものと推定しています。

 ※注釈:ちょう架線・トロリ線断線のメカニズム(推定)については、こちらをご覧ください。(PDF形式 166キロバイト)

5 対策
 ・列車巡視やお客様のご利用の多い期間における点検を、エアセクション区間では特段の注意を払って実施します。
 ・至近距離からの目視検査の際、エアセクションの検査において「損傷」の有無について重点的に確認します。

 (参考)用語の解説
 ※注釈1:電車線とは、ちょう架線、トロリ線などの電線類と、それらを支える金具などを総称したものです。
 ※注釈2:エアセクションとは、2組の電車線を電気的に分離した構造で、パンタグラフは一方のトロリ線からセクション中央付近で両トロリ線に接触し、他方のトロリ線に移り得るように構成されています。
 ※注釈3:ちょう架線とは、トロリ線を吊り下げる鋼製の電線のことです。
 ※注釈4:トロリ線とは、パンタグラフが直接接触して集電を行う銅製の電線のことです。

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