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ニュースリリース

2015年4月15日経営関連

4月定例社長会見

詳細

※注釈 4月定例社長会見は映像でもご覧いただけます。

1 最近の営業・輸送概況
 3月の運輸取扱収入は、前年比89.2%でした。前年の3月が一昨年と比べて125%ほどでしたので、それに対する数字です。券種別では、近距離券104.3%、中長距離券100.7%、定期券62.3%でした。前年の3月は定期券が190.5%で、この影響が出ております。前年の3月は消費税率改定前の駆け込みなどがあり、そういった先買いの影響や運賃改定に伴う増税分などを除くと、実勢値は定期外では107.4%でした。ここには北陸新幹線の開業効果に加え、山陽新幹線のご利用が好調であったことも影響している結果です。定期は前年を大きく下回っておりますが、そういった影響を除いた実勢としましては100.5%と、前年並みであったと思っております。
 年度累計は、先買いの影響や運賃改定による増税分を除いた実勢値で申し上げますと、近距離券・中長距離券の定期外は103.3%と推定しています。定期券は、実勢値で101.1%と考えております。
 4月は13日現在で、前年の諸要素の反動増もあり、前年比147%で推移しています。券種別では、近距離券108.4%、中長距離券121.8%、定期券239%でした。北陸新幹線の開業効果のほか、前年は消費税率改定後で4月の収入が低かったので、その反動増もあり、そうした影響から前年を大きく上回って推移しています。

○運輸取扱収入の状況(前年同日比)
対象期間 収入計 近距離券 中長距離券 定期券
3月 89.2% 104.3% 100.7% 62.3%
26年度累計 101.3% 104.8% 104.6% 88.9%
4月
(4月13日まで)
147.0% 108.4% 121.8% 239.0%

 ※注釈 実績は直営の速報値です。駅などでの取扱高(消費税を含む)を示します。

 3月のご利用状況は、前年比で山陽新幹線103%、在来線特急102%と好調で、アーバンネットワークも102%でした。北陸新幹線は、前年の在来線特急「はくたか」「北越」との比較で273%でした。山陽新幹線、在来線特急ともに3連休の減があったものの、月末を中心にご利用が好調に推移しました。
 4月は13日現在で、前年比で山陽新幹線106%、在来線特急104%、アーバンネットワーク109%、北陸新幹線324%でした。

○ご利用状況(前年同日比)
対象期間 新幹線 在来線特急 アーバンネットワーク
3月 103% 102% 102%
26年度累計 102% 101% 102%
4月
(4月13日まで)
106% 104% 109%
 
北陸新幹線 ご利用者数(万人) 前年比
3月 49.0 273%
4月
(4月13日まで)
29.2 324%

※注釈 実績は速報値です。
※注釈 北陸新幹線は「上越妙高〜糸魚川駅間」のご利用実績です。
※注釈 北陸新幹線の前年比は在来線特急「はくたか・北越」(直江津〜糸魚川駅間)のご利用実績との比較です。

【北陸新幹線のご利用状況】
 開業から1カ月間(3月14日から4月13日)の平均で1日あたり約25,000人(上越妙高〜糸魚川駅間)のお客様にご利用いただきました。前年の特急「はくたか・北越」との比較では293%となっており、大変多くのお客様にご利用いただきました。開業前の年間を通したご利用を開業により2倍以上に増やしていきたいと考えており、この1カ月では前年比で3倍近くの方にご利用いただいており、一定の手応えを感じております。平日は1日あたり約23,000人、土休日は約30,000人であり、この期間は観光を目的にご利用いただいている方が多かったと見ています。
 また、この期間の「サンダーバード」は104%のご利用で、前年を上回るご利用をいただきました。
 今後も、北陸・関西・首都圏相互間の地域交流がさらに盛んにしていきたいと思っておりますので、ご利用が定着するように地元をはじめ関係の皆様との連携を深めながら取り組んでまいりたいと思います。

【ルクア1100の状況】
 4月2日には「ルクア1100」をグランドオープンさせていただきました。4月12日(日曜日)までの11日間のルクア大阪全体の売上高、来館者数は、売上高でおおむね7割増し、来館者数も8割増し程度となっており、大変多くのお客様にお越しいただいております。順調なスタートを切れたと考えております。
 今後は4月27日の「ウルフギャング・ステーキハウス」や5月8日の「梅田 蔦屋書店」の開業、またアトリウム広場での「みのりみのるマルシェ」の開催などを予定しており、こういった賑わいをつくることにより、大阪ステーションシティ全体のご利用が増えるようにしてまいりたいと考えております。


2 福知山線列車事故追悼慰霊式の開催
 まもなく弊社が福知山線列車事故を惹き起こしてから10年となります。あらためまして、お亡くなりになられた方々に心から深くお詫びいたしますとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。また、ご遺族様、お怪我をされた方々とそのご家族の皆様に対しまして、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。

 事故から10年が経過しますが、私どもが重大な事故を惹き起こしたという事実と責任が変わるものではありません。事故の反省から、会社全体で取り組む安全ということで、コミュニケーションの改善や異常時の訓練など、安全性向上に向けた努力をしてまいりましたし、安全最優先ということが社内に定着するように取り組みを進めてまいりました。
 この事故の最大の反省は、事故の可能性に気づけなかったことでありまして、現在、「リスクアセスメント」を徹底しようと取り組んでいます。それに加え、昨今では激甚化する災害の増加などもあり、環境や外部要因の変化に着目したリスクの洗い出し、さらには報告されたリスクに対して系統を越えて迅速に対応するなどを含め、私たちがコントロールできる、マネジメントすべきリスクについて、一人ひとりの社員が感度を磨き続け、組織として情報を共有しながら、リスクを減らし安全性を向上させる努力を継続していくことが私どもの責務であると考えております。
 一方で、事故後に入社してまいりました社員が全体の3分の1を占めております。ますます事故を忘れない取り組みが大切だと思っておりますし、引き続きこれまでの取り組みを継続してまいります。この間、さまざまな取り組みをさせていただき、安全の視点の広がりができつつあると感じていますが、安全の取り組みに完成や終わりはありません。今後とも、私どもが安全な鉄道と言える状態になっているか、繰り返し自問しながら取り組みを進めていかなければならないと思っております。
 10年は私どもにとって決して節目でも区切りでもなく、引き続き安全な鉄道を目指していく、安全性を向上する取り組みをしていくことが私どもの責務であると肝に銘じ、一層努力してまいりたいと思っております。

 4月25日には福知山線列車事故追悼慰霊式を開催いたします。ご遺族様、ご同僚・学友の方々、お怪我をされた方々、また、国土交通大臣、兵庫県・大阪府両知事、国会議員、関係自治体の方々にもご案内させていただいております。
 9時17分に開式し、黙祷の後、政府ご代表による「追悼のことば」をいただいた後、私から「お詫びと追悼のことば」を申し上げます。続きまして、「献奏・献唱」を行なっていただく予定です。なお、現時点で「慰霊のことば」を述べていただける方はまだいらっしゃいません。その後、ご遺族様、お怪我をされた方々、救助救出にあたっていただいた近隣の皆様、ご参列いただいた方々、弊社役員の順で献花を行います。
 なお、式典終了後、13時から20時までの間、会場において献花をお受けいたします。また、お亡くなりになられた方々へのメッセージをお預かりいたします。事故現場においても、7時から20時まで記帳をお受けいたします。


3 安全管理体制に対する第三者評価
 昨年の「安全フォローアップ会議報告書」で提言をいただきました「安全管理体制に対して第三者の機関に評価を受ける」仕組みについて、1年間かけて検討を重ねてまいりました。
 平成18年度に鉄道事業法が改正され、各鉄道事業者の経営トップから現場までが一丸となって安全管理体制を構築・改善し、輸送の安全を向上させることを目的とした「運輸安全マネジメント制度」が導入されました。私どもとしましては、福知山線列車事故を惹き起こしました当事者といたしまして、「二度とこういった事故を発生させない、あるいはそういった体制になっているのか」を常に自問自答しながら安全に取り組むことが重要だと認識しております。そのためには、現在の安全管理体制が有効に機能しているのか、形骸化していないのか、定期的に立ち止まって確認し、必要により改善を追加していくことが大切だと考えております。
 現在の安全管理体制に対する確認の機能としては、国による「運輸安全マネジメント評価」と、弊社の監査部が実施する「安全管理体制監査」がございます。いずれもPDCAが回っているかを評価するものです。現在のそれぞれの評価の仕組みについては、それぞれ機能を果たしていると考えておりますが、課題認識もございます。特に、私どもの内部監査につきましては、一般的に内部監査の弱点として言われるように、組織への配慮、権威勾配による遠慮、過大な自己評価になりがちではないかといった指摘もあり、知らず知らずのうちに監査が甘くなってしまうことがないのかということがございます。
 安全フォローアップ会議報告書の提言でもあり、また、こういった課題に対処するため、安全管理体制の維持・向上に第三者の視点を活用するということです。社外の機関による評価を受けることにいたします。内部監査と同様の項目を中心に、当社の安全管理体制や安全文化に対して評価をしていただく予定です。具体的には、運輸安全マネジメント評価に14項目ございますので、この14項目につきまして、PDCAが回っているのかを見ていきたいと思っております。安全管理体制、あるいは安全文化に対して評価をしていただくもので、やり方としましては、内部監査を実施する弊社の監査部に同行していただき、これらを通じて、内部監査そのものに対しても課題を抽出し、その改善をしていくことにより、内部監査のレベルアップにもつながるものと考えております。
 行っていただく社外機関は、DNV GL ビジネス・アシュアランス・ジャパンです。DNVはノルウェーの会社で、ノルウェーの真実という意味です。GLは合併したドイツの会社の名前です。現在、契約に向けてのお話を進めさせていただいているところであり、近日中にも契約を締結し、本年度から評価を受けていきたいと考えております。マネジメントシステムを評価するISO認証サービスなどにおいて世界のトップ3の実績をお持ちです。さまざまな業界の安全マネジメントシステムやそれらに対する評価について豊富な実績とノウハウを有していることなどから、この会社にお願いすることにいたしました。
 事故から10年を迎えるにあたり、さまざまな安全の取り組みを進めてきておりますが、こういったことも含めまして、引き続き私どもの取り組みを強化していくことが大事だと思っております。

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