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ニュースリリース

2011年10月12日経営関連

10月定例社長会見

詳細

 

 

1 最近の営業・輸送状況

○運輸取扱収入の状況(前年同日比)
対象期間収入計近距離券中長距離券定期券
9月 102.0% 100.5% 105.5% 96.3%
10月(11日まで) 108.4% 107.6% 107.7% 109.6%
23年度累計 102.4% 100.9% 103.5% 100.7%

※注釈 駅などの取扱高を示します。
※注釈 10月、23年度累計は直営の速報値です。

○ご利用状況(前年同日比)
対象期間新幹線在来線特急アーバンネットワーク
9月 110% 97% 100%
10月(11日まで) 107% 99% 107%

※注釈 10月の数値は速報値です。

(1) 運輸取扱収入の状況
 9月の直営の運輸取扱収入計は対前年比102.0%となりました。9月は、台風12号、15号が上陸し、とりわけ紀勢線で大きな被害が出たというマイナス要因がある一方、3連休や九州新幹線効果というプラス要因がありました。近距離券の収入は対前年比100.5%と4カ月連続で前年を上回り、中長距離券の収入は105.5%と5カ月連続で前年を上回っております。定期券については対前年比96.3%と前年を下回っておりますが、これは購入月のずれという変動によるものであり、23年度累計では100.7%ですので、最終的にはこの数値に近い結果となると考えております。
 10月は11日までで収入計が対前年比108.4%です。近距離券は対前年比107.6%、中長距離券は107.7%、定期券は109.6%となっております。これは3連休(10月8日から10日まで)の影響が強く出た数値であると考えており、このような数値のまま10月を終えることは考えにくく、トータルではある程度平準化すると考えておりますが、好調であると認識しております。

(2) 新幹線・在来線特急・アーバンネットワークのご利用状況
 9月の新幹線のご利用状況は対前年比110%でした。この数字は新大阪〜西明石間のご利用状況から判断しておりますが、新幹線においては台風の影響も大きくなく好調でした。在来線特急のご利用状況は対前年比97%でした。在来線特急のご利用はここ数年低下傾向にあり、9月は紀勢線をはじめとした台風の影響があったと考えております。アーバンネットワークのご利用状況は対前年比100%でした。また、10月は11日までで新幹線のご利用状況が対前年比107%、在来線特急が99%、アーバンネットワークが107%と、運輸取扱収入と同様に好調な数字となっております。
 その他、九州新幹線のご利用状況を推測できる小倉〜博多間のご利用状況は、9月が対前年比127%、10月が11日までで122%となっております。

2 子育て世帯をターゲットにした施策、沿線での情報発信などについて
(1) 子育てファミリー情報誌の発行について
 当社は「線区価値の向上」を大きな方針とし、線区を魅力的にすることにより、移り住む方々が増えることを目指しています。そこで、線区ごとを一つのコミュニティーとしてとらえ、コミュニティー内の生活に役立つ情報を提供することを考えました。今回、子育て世代をターゲットにした情報誌を発行することになりましたのでご紹介いたします。
 まず、子育て世代をターゲットにした理由は、子育て世代とは若い世代であり、若い世代に線区沿線に移り住んでいただくと、その後長く線区沿線に住んでいただけるのではないかと期待できるからです。
 次に情報誌の内容ですが、タイトル名は「とことことん」です。命名については、若い社員の感性にまかせ、私はそのまま受け入れましたが、おそらく親しんでいただける冊子になると考えています。発行日は平成23年10月21日、総ページ数は36ページです。創刊号の内容はJR神戸線が中心で、配布箇所はJR神戸線、大阪環状線、JR宝塚線、JR京都線の各駅や沿線の一部の保育園、児童館などを予定しています。

とことことん

(2) 保育施設の誘致・整備状況について
 現在保育施設が絶対的に不足している状況です。エキナカに保育施設を整備することにより、通勤途中でのお子様の送り迎えが可能となります。そこで、当社ではお客様の乗車駅および降車駅において保育施設を整備すべきと考えております。
 現在の保育施設の整備・誘致状況と今後の予定についてお話いたします。
 平成23年4月1日、西宮駅と放出駅にグループ外事業者による認可保育園を誘致いたしました。また、5月4日、大阪ステーションシティ内に当社グループ会社による認可外保育園を開園いたしました。以上により、当社グループ会社による認可外保育園が6施設、グループ外事業者による認可保育園2施設の合計8施設あります。加えて平成24年2月1日、芦屋駅に「JR芦屋キッズルーム」を開業いたします。
 共働きのご夫婦にとっては出産・育児が生活上の大きな課題となっております。微力ながら今後もこのような施設を各駅に順次拡大したいと考えております。
 また、当社は滋賀県と包括的連携協定を締結しており、その中の連携事項の一つとして、子育て支援について相互に努力することを掲げております。したがって、滋賀県においても保育施設の整備については前向きに検討していきたいと考えております。
 なお、JRキッズルームについては、当社の定期券をご利用頂いているお客様を対象とした「子育て応援割」を開始いたします。1カ月定期の2割相当分の保育料を割引するもので、ご利用いただきやすい施設として皆様にアピールしていきたいと考えております。

3 省エネ運転の取り組みについて
 節電に関して、この夏は何とか乗り切ることができました。しかしこれから省エネの冬を迎えます。さらに検査後の原子力発電所の再稼動が見送られている現在の状態が今後も続くと仮定すると、来夏は大変な電力不足が予想されます。その対策の一環として、これまで一部の区所、運転士にとどまっていた省エネ運転を全社的に取り組むことにいたしました。
これまでは、電車の電力消費量に関して会社として運転士へ指導しておらず、運転士は自分が運転する列車がどの程度の電力を消費しているかについての知識が不足していました。
 省エネ運転とは、運転操縦技術を工夫することにより省エネにつなげる取り組みです。省エネ運転のメリットとして、エネルギー不足への対応はもちろんですが、重要視しているのは運転操縦技術の向上です。一定の駅間を運転しても、使用する電力量や速度、到達時間にはバラツキがあります。そこで省エネ運転を一つの技術として認識し、各運転士に技術レベルを自覚し、技術向上のため努力してもらいたいと考えております。また、省エネ運転では無理な操縦をしないことから、設備(車両・架線等)の長寿命化も期待できます。

省エネ運転イメージ

 一般的に駅から駅への運転においては、加速−惰行−ブレーキという運転操縦を行い、加速することで電力を消費するとともに、一部の車種はブレーキをかけることで回生電力を発生させるのですが、加速時間を短縮し、無駄の少ないブレーキ操作をすることが省エネにつながるという結果が出ていることから、この操縦法を現状の運転時分内で行ってまいります。
 導入スケジュールですが、まずは各駅停車において開始いたします。平成23年10月より、省エネ運転の目的及び実践方法、効果等について運転士への教育を開始します。同時に省エネ運転方法の策定を行います。策定にあたっては、運転箇所により運転条件が異なるため、さまざまな条件を織り込んだ「ベスト運転」と言える省エネ運転を探る必要があります。

 なお、「ベスト運転」を確定していく過程で、現場では様々な議論が行われることとなり、職場のコミュニケーションの活性化につながることも期待しております。
 これらの準備が出来次第、省エネ運転を開始いたします。省エネ運転の取り組みにより、将来的に、運転に関わる消費電力の約5%の削減を目指します。

4 各種賞の受賞実績について
 最後は少し自慢話になりますが、当社および当社のグループ会社が最近さまざまな賞を受賞しておりますのでご紹介させていただきます。

○「京都創造者大賞2011」
 当社のグループ会社である嵯峨野観光鉄道株式会社が保津川遊船企業組合と共同で、大賞という大きな賞をいただきました。この賞は2007年に制定され、過去には瀬戸内寂聴さんや祇園祭山鉾連合会さんなど、錚々たる方々が表彰されています。嵯峨野観光鉄道は、1991年に開業し今年でちょうど20周年を迎える、トロッコ列車を運行する会社です。京都観光の目的の一つとして選ばれるようにもなってきています。このたびの受賞は地道な営業活動を評価していただいたものと認識しており、こうした大きな賞をいただき非常にありがたい話だと考えております。

 また、京都においては、今年の祇園祭の際、私どもが大変大きな役割をいただきましたので、あわせてご紹介させていただきます。
 当社のグループ会社、株式会社ジェイアール西日本デイリーサービスネットの一つのセクションでは「ヴィアイン」というビジネスホテルを運営しており、平成19年に京都の室町にもビジネスホテルを開業いたしました。この場所は祇園祭の中心とも言える場所であり、単にその場所で営業するだけではなく、地域のお仲間に入れていただき、「身内」としての務めをさせていただきたいと、地道な活動に取り組んでまいりました。
 その活動を認めていただき、今年の祇園祭において「くじ取り式」および「くじ改め」という山鉾巡行順を決める大役をいただき、また巡行時のお供役もいただきました。これらは、ビジネスではなく、地域での活動が認められた結果であり、私としては大変にありがたい出来事だと考えております。

○「第10回日本鉄道賞」
 「日本鉄道賞」は平成14年に国土交通省が創設した賞ですが、二つの賞をいただきました。
 一つは大賞である「日本鉄道賞」で、「新幹線でつなげよう、日本!〜新青森・鹿児島中央間全通〜」ということで、もちろん当社だけでなく、鉄道運輸機構、JR東日本、JR東海、JR九州と共同で受賞しました。
 当社はもう一つ、「日本鉄道賞表彰選考委員会 えきまちプロデュース賞」で『大阪駅が“まち”になる OSAKA STATION CITY』として受賞しております。当社が2大プロジェクトと考えている事業のどちらも受賞することとなり、大変ありがたいと考えております。

大阪駅が“まち”になる OSAKA STATION CITY

 その他、「第11回ブルネル賞」、「グッドデザイン賞」を受賞しております。
 私どもとしては、大規模な取り組みだけでなく地道な活動が評価され、到達点として賞につながってきたと思っております。今後も地道な取り組みを継続していきたいと考えております。

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