・明治34年にイギリスで製造され、わが国へ輸入された明治時代の官設鉄道を代表する機関車です。また、当時の旅客列車高速運転化に貢献し、主に東海道本線を走行する急行旅客列車の牽引機として活躍しました。
・導入時は、「1080」号という名称ではなく、D9形式「651」号という機関車でしたが、大正15年に改造が施され1070形式「1080」号という名称となりました。
・改造後の同機関車は、地方線区や入換用の機関車として昭和13年まで国鉄で活躍しました。その後、日鉄鉱業株式会社の私有機関車となり、主に鉄鉱石や石灰石を運搬する貨物用列車の牽引機として昭和54年6月まで活躍しました。
・同型の蒸気機関車は、合計135両が輸入されましたが、現存するのは今回受け入れる「1080」号のみです。
・現在、梅小路蒸気機関車館で保存・展示している蒸気機関車で最古のものは、大正3年に製造された9600形式「9633」号および、8620形式「8630」号です。このため、「1080」号の受け入れ後は、同機関車が最古のものとなります。
・今回の受け入れで梅小路蒸気機関車館では、明治・大正・昭和の三つの時代にかけて製造された蒸気機関車が揃います。
・明治34年(1901年)に製造され、本年(2009年)で製造から108年目を迎えました。