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プロフェッショナル採用

車両

広島支社 運用車両課(車両検修) 西山 隆真 2006年 入社

Career Step

  1. 2006年神戸支社 網干総合車両所 総務科 車両管理係
  2. 2007年広島支社 山口鉄道部 車両管理室 管理係
  3. 2009年広島支社 下関総合車両所 新山口支所 車両管理係
  4. 2015年広島支社 運用車両課

地元広島に、国鉄民営化後初となる
新車両を導入したことの
誇りとやりがい

広島支社 運用車両課

下関総合車両所 新山口支所で現場の業務を一通り経験した後、広島支社運用車両課に異動となり、国鉄民営化後広島地区に初めて投入される新型電車227系の担当になりました。227系は制御システムにデジタル伝送という装置を搭載しており、情報伝送速度が約10倍になった新方式をJR西日本で初めて採用した車両。初めて導入されるシステムということで初期不具合が多数発生しました。しかし、前例がないため、1から原因を究明し、対応するしかありません。各装置を製造しているメーカーの担当者をはじめ、本社及び現場社員と一緒になって、一つひとつ問題を解決していき、信頼性の高い車両となるよう尽力しました。
それまで所属していた新山口支所では、電車とは構造がまったく違う気動車に関わっており、私自身電車に携わるのは初めて。また、広島支社はもちろん、全社でも初めてのシステム導入ということですべてが1からのスタートとなりましたが、その最前線でプロジェクトに関われたことを技術者として誇りに感じています。227系で開発・導入した新方式の伝送システムは、その後アーバンネットワーク(近畿圏)で導入された大阪環状線の新型車両323系にも搭載され、私たちが試行錯誤した経験が生かされるなど、全社的に貢献できたことも大きな喜びとなっています。それとともに、プロジェクトを通じて広島支社にいながらメーカーや本社の数多くの方々とつながりができたことも、大きな財産となりました。

成長を支えたもの

訓練センターでの研修後、初めての配属先となった山口鉄道部車両管理室(現下関総合車両所新山口支所)。職場は国鉄時代から働かれている50代のベテラン社員がほとんどで、その先輩方に技術者としてのイロハを教わりました。新山口支所ではディーゼルエンジンと軽油を動力源とする気動車の維持・管理を担当。特に気動車は嗅覚や聴覚をはじめとする五感をフル活用し、油の匂いや色、エンジンの音の違いで異変を察知し、判断することが重要です。そんな技術・知識と経験に裏打ちされた“勘所”の大切さを現場での実務を通じて実感しました。新山口支所での8年間が私のすべてと言って良いくらい多くのことを学ばせてもらい、培った知見や勘所は今も大切にしています。

仲間たちと力を集結させ、
目の前の仕事に全力で取り組むことで、
不可能と思われる課題でも
克服できることを実感

広島支社 運用車両課

227系の投入が一段落した後、次は気動車・客車の担当となり、国鉄民営化後に当社では初となる客車の新製投入に携わることになりました。227系で新車導入の業務は経験したものの、今度は大量生産型の近郊型車両とは違い、一編成のみのイベント列車「SLやまぐち号」で使われる35系レトロ客車という特異な車両。前回と同様、この時も初めて経験することが多く、さらに車体の製造に想定以上の時間がかかるなど、製造段階でのトラブルが重なり、スケジュール的にもかなり厳しい状況となりました。しかし、運用開始の日程を変更することはできません。そこに間に合わせるようにスケジュールを組み直し、メーカー、本社、現場と力を合わせ、タイトな時間のなか走行試験と改善を繰り返し、なんとか運用開始に間に合わせることができました。
営業投入初日の一番列車を仲間とともに見送った際は、苦労が大きかった分だけ喜びもひとしおで、走り出すSLやまぐち号の姿を見た時は感無量でした。また、不可能と思われることでも、関係各所が力を集結することで困難な課題も乗り越えられることを実感。この時の経験は、今後の糧になると思います。

私の地域への取り組み

私が導入に携わった227系電車と35系レトロ客車は、少なくとも私が退職するまで活躍すると思います。特に自分が生まれ育った広島を走り、地元の皆様から「レッドウィング」の愛称で親しまれている227系に関われたことが何よりうれしいです 。 227系が地域の方々の日常的な移動手段としてご利用いただけていることは、私の大きな喜びであり、誇りにもなっています。新車導入という、誰もが体験できることではない貴重な業務に携わらせてもらった経験を糧に、今後もさまざまな業務に挑戦し、鉄道運行の安全・安心を支えることで、地域の皆様に貢献していくことができればと思います。