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総合職採用

施設(駅機械システム)

本社 施設部 機械課 松本 敏明 2008年 入社

Career Step

  1. 2008年京都設備区 設備管理係
  2. 2009年ジェイアール西日本テクノス(現JR西日本テクシア) 工事係
  3. 2010年京都機械区 施設管理係
  4. 2013年岡山支社 営業課
  5. 2015年本社 施設部 機械課

仕事を支えるのは人。
原点に立ち戻った、緊迫の一夜

京都機械区 施設管理係

それは入社3年目のこと。私は、京都駅構内のエスカレーター取替工事の担当になりました。工事においては、段取りが最重要と言われています。駅というたくさんの人が行き交う場所で、限られた時間内で確実に工事を行うためには、資材の搬入から工事手順まで、綿密な準備が必要だからです。ところがこの日、終電が出発して工事開始の時間になると、現場から「資材の置き場所がない」「駅の担当者が工事の予定を聞いていない」と、苦情が矢継ぎ早に寄せられました。私は混乱しつつも、日頃からお世話になっている現場の設備担当に相談。この方の協力も得ながら、なんとか始発までに工事を終えました。このとき、先輩たちに指摘されたのが、「顔を合わせて段取りの説明をしたか?」ということ。実は私は、メールや電話で工事予定を連絡することで「段取りはできた」と思い込んでいたのです。でも、それだけでは不十分でした。顔を合わせて、お互いの思いを共有することこそが、スムーズな工事には不可欠だったのです。メールをはじめとした便利な道具はいくつもありますが、やはり、仕事を支えているのは人なのです。そのことを痛感させられ、以後の仕事で徹底していくというきっかけとなった一夜でした。そして、なんとか工事を終えた後の定刻通りに出発していく始発を眺めて、「当たり前」を支えるために多くの労力が傾けられていることを改めて心に刻んだのでした。

成長を支えたもの

駅で日々、お客様と接している社員のなかには、駅機械に大きなこだわりを持っている人がいます。例えば、「券売機の高さが5cm違う」と言って怒られたこともあります。こういったこだわりが生まれるのは、何と言っても、お客様の利便性を常に考えているからです。機械技術者である私にとっては厳しい指摘ではあるのですが、同時に、とても勉強になるありがたい指摘です。おかげで、私も少しずつ、先輩たちが長い歴史で受け継いできた「お客様の立場で考える」という姿勢を吸収できているように思います。

鉄道会社における機械技術者とは?
その意義とやりがいを深く理解する

岡山支社 営業課

当時勤務していた岡山支社が管轄する主要なターミナルといえば、岡山駅。この駅は瀬戸大橋と接続していることもあり、悪天候の影響を受けてダイヤが乱れやすい駅でした。また、新幹線で遠方から来られるお客様も多いため、ダイヤの乱れで不安を募らせる方も多い。こういったとき、お客様が何よりも求めるのは情報です。ところが、駅の構造や立地的な問題があり、職員が情報共有のために使っていた無線はつながりが悪く、迅速な情報伝達やお客様への情報提供への妨げとなっていました。そこで私は、無線よりもつながりやすいインカムの導入を提案。とはいえ、予算には限りがあります。そこで駅職員に、「無線ではどんなことに困っていたか」をヒアリング。さらに、「それはインカムでしか実現できないのか?他のコストを抑えた設備で代替できないか?」を検討しました。そうやって候補にのぼった機種は、実際に使用して検証。その結果、予算の範囲内で希望する機能を満たすことができました。仕事には常に、時間とお金という制約がついて回ります。そのなかで成果を出すには、創意工夫が必要。それこそが技術者の醍醐味だと学んだ出来事でした。また、このときのインカム導入にあたっては、駅係員など多くの現場職員の声に触れました。それらを新設備に活かした結果、現場職員がスムーズな仕事を行えるようになり、それが結果として、お客様のご満足につながりました。職員を支えることでお客様に笑顔になっていただくという、鉄道会社に勤める機械技術者の存在意義や仕事の真のやりがいに出会った出来事でもありました。

私の地域への取り組み

地方にはまだまだ、ICカードを使用できない駅があります。これは当社としても解決していきたい課題であると同時に、地元の皆様からも大きな期待を寄せていただいているテーマです。自治体から直接、要望をいただくこともあるぐらいです。全社的なシステムの影響を考慮する必要があるため、決して簡単な課題ではないのですが、私も施設部のメンバーとして力を尽くしていきたいです。ICカードの導入で電車が今まで以上に気軽に利用できるようになり、地域の皆様の生活が便利で豊かなものになれば、と考えています。