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総合職採用

車両

本社 鉄道本部 車両部 企画課 小森 一 2002年 入社

Career Step

  1. 2002年広島支社 下関地域鉄道部 管理係
  2. 2005年広島支社 運用車両課
  3. 2007年本社 鉄道本部 車両部 管理課
  4. 2008年本社 鉄道本部 車両部 企画課
  5. 2010年本社 鉄道本部 車両部 検修課
  6. 2011年本社 人事部(教育・システム)
  7. 2013年車両メーカー出向
  8. 2016年本社 鉄道本部 車両部 企画課

観光列車向けの車両改造を
リーダーとして指揮

広島支社 運用車両課

入社して5年目のこと、「みすゞ潮彩」という観光列車の車両改造を車両系統のリーダーとして担当しました。この列車は童謡詩人、金子みすゞにちなんで企画されたものです。アールデコ調の色合いと八角形や三角形などの奇抜な車窓が特徴で、山口県の新下関駅とみすゞの故郷である仙崎駅を結んでいます。車窓からは日本海の壮大な眺めを楽しむことができます。「みすゞ潮彩」は2両編成というコンパクトな構成で、それぞれ指定席車と自由席車となっています。指定席車は、全ての座席が海側を向いているのが特徴です。また、車内で紙芝居を開催するための工夫が施されています。このプロジェクトでは、既存のディーゼルカーを改造して作ることとなったため、まず手がけたのは使用にふさわしい車両の検討でした。当時、社内には100両ぐらいの候補があったので、まずは図面で検討し、さらに各地の車両区をめぐっては実際の車両を見て最適なものを選び出しました。このおかげで当社の車両に関する知識を深めることができたと思います。また、観光列車への改造を手がけてみて、想像以上に困難な仕事であることを実感しました。営業チームは「斬新なデザイン」を期待する一方、設計チームは安全性や法規制に配慮しなければなりません。また、施工チームは納期やコストへの視点も必須です。それぞれの思いが交錯する中で、リーダーは議論の方向をまとめていく必要があります。意見が合わず苦労したことがありましたが、何事もスピード感をもって判断し、筋道を立てて論理的に説明することで、意見をまとめることができたと思います。車両が完成してデビュー前の試乗会で「みすゞ潮彩」に乗った際、地元の自治体の方から「山陰の魅力を伝えてくれる良い列車だ」と感想を述べていただき、とてもうれしく思ったものです。

私の地域への取り組み

「みすゞ潮彩」の仕事を手がけていた際、運行予定路線の列車に乗ったことがあります。新下関駅から仙崎駅に至るまで日本海の絶景を満喫することができました。美しい風景の中を自分が計画した観光列車が走るのはとてもうれしいものです。また、観光列車の人気を高めることができれば、数多くの観光客が地域を旅行してくれることになります。これからも観光資源として話題となる車両を生み出すことで、経済の面で地域に貢献できる仕事をめざしたいと考えています。

これからのグローバル展開を
見すえた米国駐在

車両メーカー出向

当社では、中期経営計画の事業戦略の一つとして、海外の鉄道プロジェクトへの参入や、グローバル人材の育成を掲げています。この事業戦略の一環として、私は大手車両メーカーに出向し、およそ2年間にわたって海外の製造工場での勤務を経験することができました。具体的には、米国カリフォルニア州にて新型都市交通電車の製造ラインを立ち上げるという仕事です。言葉や習慣、文化の異なる地域で仕事を行うと、当然ながらコミュニケーションや仕事の進め方など様々な問題に突き当たります。これをどう乗り越えていくかが海外での仕事の成否を大きく左右します。英語についてはそれなりに勉強してきたつもりでしたが、いざとなると現地のメンバーとのコミュニケーションはそう簡単ではありませんでした。また、雇用環境やビジネス文化が大きく異なる中で、仕事の進め方に戸惑うこともありました。それでも現場で生じている課題をメンバー全員に的確に伝え、解決していくための方針を立てて説明していくと、いろんな問題もクリアすることができました。仕事が円滑に進められるようになると、製造ラインがうまく回るようになり、帰国直前には生産性を大幅に高めることができました。生産性が上がり、職場の雰囲気が良くなると社員のモチベーションが高まるのは、どこの国でも共通していると感じました。これが、米国駐在の一番の成果だったかもしれません。今後は海外勤務の経験を活かして、新たなプロジェクトに挑戦していきます。

成長を支えたもの

入社以来、それぞれの職場で挑戦の機会が与えられ、それに取り組んできたことが自らの成長につながっているように思います。中にはとても困難な課題がありましたが、一つひとつの挑戦においてベストを尽くしてきたことが、やりがいと成長をもたらしてくれました。また、車両の社員だから車両関係の仕事しか取り組まないというのではなく、どんなことにも興味を抱いてみるという姿勢が大切ではないかと思っています。その点、これまでに車両の業務の他にも人事の業務やメーカーへの出向を経験することができ、仕事に対する視野を広げることに役立っています。