西日本駅弁紀行 紀州路編

鮎ずし&小鯛雀寿し
吉野名物を使った超ロングセラー駅弁。鮎ずし

明治44年の創業以来愛され続ける、吉野川の桜鮎を1尾まるごと使った姿寿司。古来からの味と香りを今に伝える駅弁。(柳屋/800円) 和歌山線/吉野口駅(奈良県)

小鯛の味わいが広がる、紀州の味。 小鯛雀寿し

紀淡海峡でとれた小鯛、通称「ちゃりこ」を使用した紀州の味。しっぽのある姿が小雀に似ていることから名付けられたといわれる。(和歌山水了軒/2,250円)紀勢本線/和歌山駅(和歌山県)

弁鶏
鶏の旨味をぎゅっと閉じ込めた逸品。 弁鶏

芳養谷(はやだに)で平飼いされた鶏を秘伝のたれでじっくり煮込み、さらに紀州備長炭で炙り焼き。旨味を閉じ込め、香り付けした逸品。(味三昧 田辺本店/850円) 紀勢本線/紀伊田辺駅(和歌山県)

パンダ弁当
パンダの容器がかわいい、唐揚げ丼。 パンダ弁当

焼きのり、そぼろ、シソを挟んだご飯と、地元の南高梅と紀州うめどりのジューシーなおいしさが絶妙。パンダの町・白浜にちなんだ容器も愛らしい。(味三昧 田辺本店/850円) 紀勢本線/白浜駅(和歌山県)

紀南地方の農家では、農作業へ出かける際、高菜で握った「高菜寿し」を弁当にしていました。忙しいので酢飯などは使わず、2、3個でお腹がいっぱいになるように大きく握ってありました。食べるときに大きく口を開け、目まで見張って食べることから「めはり寿し」と呼ばれるようになったと言われています。

めはり寿し
目を見張るようなおいしさが広がる。 めはり寿し

紀南地方の伝統的な食べ物「めはり寿し」を食べやすいよう、一口サイズの大きさにアレンジ。日持ちを考えて酢飯にシソと胡麻を混ぜ合わせ、風味も豊かに。(丸新/630円)紀勢本線/新宮駅(和歌山県)

鮪素停育(マグロステーキ弁当)
マグロの町・紀伊勝浦ならではの弁当。 鮪素停育(マグロステーキ弁当)

勝浦漁港で水揚げされた「黒潮の幸」をステーキに。しょうゆベースの特製ダレで味付けされたマグロステーキは格別の味。めはり寿しも1つ入っている。(川柳/1,050円) 紀勢本線/紀伊勝浦駅(和歌山県)

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