撮影実績

撮影レポート

映画プリンセス トヨトミ

出演者 堤真一(松平元)、綾瀬はるか(鳥居忠子)、岡田将生(旭ゲーンズブール)ほか
公開日 2011年5月28日全国公開
撮影日 2010年9月1日
撮影場所 博多総合車両所

内容

万城目学さんの同名小説の映画化。400年以上守られてきた大阪の秘密が会計検査員の査察をきっかけに少しずつ明らかになっていく奇想天外な歴史ファンタジー作品。

当社では主人公の3人が実地検査のため新幹線で東京から大阪に向かうシーン、無事に解決して新幹線で東京へ帰るシーンを博多総合車両所で撮影を行いました。

撮影場所・内容

Point1

博多総合車両所

2010.09.01 撮影

制作スタッフの方からは、新幹線の車窓から富士山が見えるという設定のため、車窓合成用の大きなバックが設置できる場所が必要という要望を頂きました。さらに雨天に備えて屋根のある場所がベストということで、場所の選定作業からスタートしました。何度か下見をした結果、条件を満たすのは博多総合車両所の検削庫という車庫の中でした。出演者の方々のスケジュールもさることながら、撮影のために新幹線を一編成確保して車庫に入線させるのは予想外に調整が困難で、社内の各所に迷惑をかけてしまいました。

何とかお互いのスケジュールが噛み合って無事に撮影が実現しました。撮影は13号車を中心に行うことに決まりましたが、通常の停止位置ではなく運転士からは車庫の中の様子は全く見えないため、スタッフの方と車両所の社員が連携して運転士と停止位置の微調整を行った結果、見事に希望する位置に停止できました。

次は照明機材の設置です。車庫の中に巨大な白幕を設置し、スタッフの方が照明器具を振り回して走行中の窓に写る太陽を表現します。車内では主演の方々が車窓に富士山が見えている想定で見事な演技をされていました。映画ではほんの数分のシーンでしたが、そのために多くのスタッフの方、エキストラの方が必要であることを痛感しました。

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