撮影実績

撮影レポート

ドラマ日曜劇場「ハタチの恋人」

出演者 明石家さんま(井上圭祐)、長澤まさみ(沢田ユリ)、森下愛子(井上小百合)、河村由紀夫(塚本高史)、市村正親(鈴木風太/森山リュウ)ほか
放送日 2007年10月14日〜12月16日
撮影日 2007年9月4日(火)、11月10日(土)、11日(日)
撮影場所 岡山駅、新神戸駅、新大阪〜新山口駅間新幹線車内、姫路駅

内容

50歳の平凡なサラリーマン井上圭祐が、初恋の人にそっくりな20歳の専門学生沢田ユリに出会い、恋に落ちるラブコメディー。そんな大阪のサラリーマン圭祐が、東京への出張で新幹線を使って移動する、或いは若き日に“シンデレラエクスプレス”風な別れの回想シーンなどを新幹線の車内、駅のホーム、改札口等を使い撮影に協力。東京−大阪間がドラマの上で設定されているとはいえ、撮影の大半は、山陽新幹線において行われた。

撮影場所・内容

Point1

岡山駅

2007.09.04 撮影

このシーンは80年代にTVCMで話題になった“遠距離恋愛の恋人たちの別れ”の再現ということで、当時使用されていた車両と同様に100系新幹線を用い、特に臨時列車を仕立てることなく撮影を行いました。現在の100系新幹線は、当時の16両編成と異なり短編成の6両になっています。その関係で、車両の停止位置がホームの真ん中辺りになってしまい、隣ホームに到着した別の営業列車から降車したお客様が撮影に気づき、一時、ホーム上が混雑しましたが、限られた時間の中、無事に撮り終えることができました。山陽新幹線ご利用のお客様、当日は大変ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。この場をお借りしてお詫び申し上げます。

ちなみにこの100系新幹線、現在は車体にグリーンの帯が入っているのですが、オンエア時には見事に当時のカラーリングに加工され、懐かしい丸い鼻に青いラインの新幹線として回想シーンを盛り上げていました。

Point2

新神戸駅

2007.11.11 撮影

圭介が大阪に帰るため、駅(設定では東京駅)でおみやげを買っているところ、偶然ユリと遭遇するというシーンです。おみやげ屋のブースや大勢のエキストラを用い、深夜の新神戸駅で明け方まで撮影が行われました。次々と“東京みやげ”のブースが設置され、あっという間に東京駅に早変わりした新神戸駅ですが、随所にJR西日本色が見え隠れしています。会話する圭介とユリの背景にJR西日本の営業ポスターが貼ってあるのに気づいた方はおられますか?

Point3

姫路駅

2007.11.12 撮影

圭介が階段を上がり列車に乗り込んだ後ドアが閉まり、列車が発車するというシーンを姫路駅下りホームで撮影。これも設定は東京駅です。今回の撮影は、姫路駅に最終列車として到着し翌朝は始発列車となるホーム停泊の新幹線を用いました。撮影当日は、新幹線の設備工事が行われる関係で、撮影に許された時間は僅か1時間。圭介が乗り込むタイミングでドアを閉めるという1シーンですが、リハーサルと本番でこの“ドア閉め”を数回繰り返しました。しかし予定どおり時間内に撮影は終了。撮影機材の撤収も迅速に行われ、駅と列車(と駅員?!)は、いつもの夜をとりもどし、眠りの途に就きました。

編集後記

その他、新幹線車内やデッキでのシーン等に撮影協力させていただきました。ラッシュ時の駅や車内での撮影は周りの乗客の皆様にご迷惑がかからないか、列車運行に支障を来たさないかとハラハラドキドキしっぱなしでしたが、どの撮影現場でも、テレビと変わらぬ明るい「さんまさん」の話術(?)のおかげで楽しい撮影になりました。

撮影に遭遇した多くのお客様には温かくご協力していただき、本当に感謝しております。ありがとうございました。

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