天国と地獄
出演者 | 佐藤浩市(権藤金吾)、阿部寛(戸倉碧)、鈴木京香(権藤伶子)、妻夫木聡(竹内銀次郎)、伊武雅刀(田口)ほか |
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放送日 | 2007年9月8日(土) |
撮影日 | 2007年7月2日(月)、3日(火) |
撮影場所 | 北陸本線金沢〜直江津駅間車内、金沢総合車両所運用検修センター |
出演者 | 佐藤浩市(権藤金吾)、阿部寛(戸倉碧)、鈴木京香(権藤伶子)、妻夫木聡(竹内銀次郎)、伊武雅刀(田口)ほか |
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放送日 | 2007年9月8日(土) |
撮影日 | 2007年7月2日(月)、3日(火) |
撮影場所 | 北陸本線金沢〜直江津駅間車内、金沢総合車両所運用検修センター |
内容
1963年に公開された故黒澤明監督の映画『天国と地獄』のリメイク版ドラマです。製靴会社重役・権藤の息子が誘拐されてしまいますが、犯人は間違えて権藤の使用人の息子を誘拐。権藤は使用人の息子を救うため、地位も名誉も捨てて身代金の支払いに応じ子供を無事取り戻します。そしてその後、戸倉刑事らの執念の捜査が始まっていく・・・といった内容です。
このドラマの見所のひとつとして特急列車の窓から“身代金を投げ捨てる”というシーンが挙げられます。その受け渡しのシーンを北陸本線の特急列車を利用して撮影を行いました。
撮影場所・内容
特急「はくたか」車内
2007.07.02 天候:雨/曇 撮影
シーン1
最初の撮影は、北陸本線金沢〜直江津駅間において営業列車1両を完全貸切の状態で行いました。限られた時間は2時間弱。失敗の許されない緊張状態での撮影です。権藤が身代金を持って車内を移動するシーンなどは、撮影に立ち会っている私達ロケーションサービススタッフも、思わず見入ってしまう迫力でした。
この日は金沢駅ホームでも、停車中の「はくたか」を利用して撮影が行われました。しかし、この映像はドラマには使用されませんでした・・・(残念)。
金沢総合車両所
2007.07.03 天候:晴 撮影
シーン2
2日目の撮影は金沢の車両基地で行われました。車内だけでなく車外からも撮影を行うため車両基地の一部線路を完全に封鎖しての撮影です。
シーン3
ついに身代金を車外に投げ出すシーンの撮影です。本来は走行中の列車で繰り広げられる場面ですが、さすがに営業列車での撮影は行えません。車両基地に留め置いた車両で普段、車掌が使用している車掌室の窓を利用して撮影しました。重要な場面のひとつですので時間をかけていろいろな角度から撮影しています。当日は雨上がりの快晴。車外は非常に暑くスタッフは全員、汗だくでした。
シーン4
最後は、犯人が河川敷に投げ落とされた身代金を拾う、というシーンを走行中の列車運転室からビデオで録画するという場面の撮影です。流れる景色を追いながら、カメラは運転席の全面ガラスを通して犯人の姿を撮っていきます。いろいろな撮影に立ち会ってきましたが、最高にドキドキした撮影のひとつでした。
これをもって撮影は無事終了。初日の雨には泣かされましたが、最終的には天を味方につけ、「はくたか」走行の雄姿も“美しく”撮っていただきました。
西日本旅客鉄道株式会社
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