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技術開発の取り組み

安全性向上 災害への対応

気象災害対応システム

大雨・台風・地震などの災害発生時には、指令所や現業機関において運転規制等を実施するための情報収集や伝達を行いますが、現在は人手を介している部分が多く、運転規制が必要な区間の把握や情報伝達に伴う誤り防止に労力を費やしています。
そこで上記の業務に伴うヒューマンエラー発生リスク及びダウンタイムの低減を図るため、事象発生前から終息時までの各段階における業務を支援するシステムの開発を行っています。
気象の異常において複数の規制が同時に発生した場合もひとつの画面で規制区間・規制内容などを分かりやすく表示し、正確・迅速な処理を支援します。

<気象災害対応システムのイメージ>

逸脱防止ガード

中越地震により新幹線が脱線した事象を受け、脱線後の被害軽減対策として車両の逸脱を防止する「逸脱防止ガード」を開発しました。開発したガードに対し、性能確認及び本線への試験敷設を実施し、必要な性能を有していることを確認し、実用化の見通しが得られました。

平成27年12月に新大阪〜姫路間への整備が完了し、引き続き姫路〜博多間の一部区間において整備を進めます。今後の整備において、レールをガード材として活用した転用レール方式のガード軌道の導入も検討しています。

  • <バラスト軌道用>
  • <スラブ軌道用>

精密地形情報における被災リスク評価

局所的集中豪雨(以後、ゲリラ豪雨)時に発生する盛土のり面の表層崩壊を未然に防ぎ、列車の安全を確保するため、災害が生ずる可能性のある箇所を抽出することを目的に、短時間で広範囲に地形情報を取得できる航空レーザ計測を行い、盛土のり面の被災リスクを評価できる手法の検討を行いました。

航空レーザ計測で25cmメッシュの非常に詳細な地形データを取得したことにより、これまで把握できなかった草で覆われた盛土のり面や施工基面上などの精密地形の解析が可能となり、精密地形解析と既存資料を組み合わせて、危険箇所をスクリーニングできる可能性を示しました。今後の展開として、盛土被災リスクの評価手法については一定の成果が得られたことから、実用化に向けた検証に取り組む予定です。

  • <施工基面の地形モデル>
  • <単位集水面積の解析結果>

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