' ); }
豊岡保線区では、約90kmのレールを保守管理しており、日本海からの塩害の影響を受ける箇所が保守管理範囲の約5割を占めております。そのような厳しい環境下にあるため、F形締結装置(レールとまくらぎを繋ぐ装置の種類)(以下、F形)は、ボルト等が錆びることにより緊締不能となりやすく、保守管理に苦慮していました。
そこで、F形の適正保守並びにF形保守の労力軽減を目的に、従来から使用している塗油機を改良し、継目への塗油作業に合わせF形への塗油が可能な装置を開発することとしました。
<試作した塗油装置>