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2009年度 地球温暖化防止の取り組み

JR西日本は列車の運行などに多くの電力、燃料を消費し、それにともないCO2を排出しています。地球温暖化防止には、このCO2排出量削減が重要であるとの認識のもと、エネルギーの効率利用や消費量低減に取り組むほか、社員一人ひとりがCO2削減の観点から日々の業務を見直す取り組みに努めています。加えて、交通体系全体としてのCO2削減に寄与するため、他の交通機関と連携し、公共交通の利用促進に努めています。

鉄道と地球温暖化防止の関わり

地球温暖化問題の現状

「京都議定書」において日本には平成20(2008)から24(2012)年の期間中に、CO2などの温室効果ガスについて平成2(1990)年度比6%の削減が割り当てられています。しかし、平成19年度の日本の二酸化炭素排出量は13億400万トン(平成2年度比14.0%増加)となっています。うち、鉄道が属する運輸部門の排出量は約20%を占めています。

国内旅客輸送の輸送分担率(平成19年度)円グラフ
運輸部門の輸送機関別CO2排出量の内訳(平成19年度)円グラフ

鉄道はCO2排出量が比較的少ない交通手段

わが国では、鉄道が国内輸送の約30%を担っているのに対して、運輸部門のCO2排出量に占める割合は約3%であり、他輸送機関に比べてCO2排出量が極めて少ない輸送機関といえます。これは、鉄道がレール上を鉄の車輪で走ることにより、走行時の摩擦抵抗が小さくエネルギー効率がよいうえ、たくさんのお客様を一度に目的地までお運びすることが可能なためであり、単位輸送量あたりのCO2排出量はほかの交通機関に比べて少なく、地球環境に優しい乗り物といえます。

単位輸送量あたりのCO2排出量【旅客】(平成19年度)グラフ
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